浮気を許せない心理や対処法を徹底解説！許す場合は条件を決めるべし (2/8)

浮気を許すべき？許した場合のメリット

パートナーを許したいと思う人のために、もう少し掘り下げて考えてみましょう。浮気をしたパートナーを許すことには、メリットもあればデメリットもあります。

ショックのさなかにいる時はなかなか冷静になれませんが、メリット・デメリットを踏まえて考えてみると、許した方がいいのか否か見えてくるかもしれません。

パートナーとのこれからを考えてみた時に、許すこと・許さないことのどちらが自分にとって幸せな選択といえるのか、という基準で判断することが大切です。まずはメリットから見ていきましょう。

関係を修復すれば孤独にならずに済む

浮気をされてそのまま別れたら、ショックと寂しい気持ちを抱えたまま一人になってしまいます。パートナーの存在が大きく、いない生活が考えられないというほどだった場合は、かなり孤独に苦しむことになるでしょう。

別れずに許すことを選べば、その孤独を避けることはできます。ただ、それはうまく関係を修復できればの話です。許すだけではまだ心は満たされないでしょう。時間をかけてパートナーとの関係を再構築できた時に、本当の意味で許せたといえるのです。

浮気を許すことがきっかけで絆が深まる

浮気はショックな出来事ですが、そうなってしまうに至るまでそもそも二人の関係は歪んでいたり、ひびが入り始めていたりしたのではないでしょうか。いいきっかけとまではいえなくても、浮気を機に二人の関係を見直すことができるというメリットはあるでしょう。

パートナーが浮気してしまったことを心から反省し、そうなった原因を二人で話して理解し合えたら、以前よりも絆が深まりよりよい関係になれる可能性もあるのです。

相手の愛情が深くなる可能性も

浮気を許すというのは簡単なことではありません。苦しんだ末に許すという選択をした場合、その気持ちは相手にも伝わるはずです。そしてパートナーは自分の過ちを心から詫びてもう二度としないと誓い、愛情深く接してくれるようになるのではないでしょうか。

ただし、それは相手が浮気を後悔し恋人への愛情を再確認した場合に限ります。反省しなくても許されたら逆に軽く見られてしまうだけですので、許す場合は相手の態度や行動をしっかりと見て決めることが大切です。

自分が優位に立てるから意見が言いやすくなる

よく、「浮気の代償」という言葉を耳にしますよね。高級バッグを買わせたとか、スマホのチェックをするようにしたなど、浮気をしたパートナーに具体的な償いをさせるというものです。これは、浮気によりカップルに上下関係が生まれたことを意味します。

そこまではしなくても、今まであまり言いたいことを言えなかった場合など、浮気されたことをきっかけに意見を言いやすくなるというメリットが実はあるのです。

ただ、やりすぎるとパワーバランスがどんどん崩れていきやがて関係が壊れてしまいますので、気を付けるべき面であることも覚えておきましょう。