対人関係で皆が抱える悩みは十人十色
自分以外の人の悩み事を知ると新たな発見もあるかもしれません。今回紹介する体験談は多くの人に起こりがちなシチュエーションです。対人関係を自分だけが苦手と思わず心を軽くしていきましょう。
職場がアットホームすぎて逆につらい
「私の新入社員の頃は、職場に馴染むので必死だったけどあまり入れ替わりの無い会社だったので、何年も同じメンバーでした。当然仲の良い人同士和気あいあいとしているアットホームな環境でしたが、私はいつまでたっても馴染めませんでした。
他の人はお互いにニックネームで呼びあったりしている中、私だけ苗字で呼ばれてましたね。みんなが盛り上がって話をしているところに入っていける雰囲気でも無かったし、人見知りにはつらい職場でした。」(30代/男性/IT業)
職場でファミリー感が出ていると人見知りの方には逆に辛いですよね。黙々と仕事をしているのが苦痛になってくるかもしれません。
学校の人間関係でストレス
「私は小学校から高校までの一貫校で周囲の友達は、クラス替えこそあったもののほとんど一緒でした。親がお金持ちの子どもが幅をきかせ、内向的な私はひたすらその子たちに気に入ってもらえるような行動しかしてなかったと今振り返って思います。
例えば、行きたくもないのにトイレに一緒に言ったり、欲しくもないキャラクターの文房具を友情の証だからとみんなでお揃いにしていました。正直、家に帰るとぐったりだった日々でした。友達に嫌われない様に合わせるのって今考えるとどうでも良かったなと思います。」(20代/女性/事務職)
特に女子にありがちな「連れション」はその時は必死なんですよね。大人になっても女性の多い職場で起こりがちな対人関係です。
マウントをとられる
「初めての子どもを出産し新米ママとして日々奮闘していたのですが、子どもが3歳になったのでパートに出ようと幼稚園に預けることになったんです。入園してから先輩ママたちとも話すようになったころ、お茶会に誘われたんです。
気軽な気持ちで行ったのですが妙に着飾ったママたちが数人いたんです。みんなが揃い話題は子どもや幼稚園でのことだったのですが、徐々に話題が夫の仕事や学歴にまで発展していきました。そこで、私の夫があまり学歴も無く中小の会社勤めと知ると態度が一変。
それからは、マウントをとられ発言権も自然と消えていき、私から気軽に話しかけるママ友もいなくなりました。」(25歳/女性/パート)
マウントをとりたがる人はどこにでもいますよね。そのマウントの波に負けない様にしたいものです。
収入の差を比較される
「私が同窓会に出席した時の事です。会場に行くと高そうなスーツやドレスを身に纏った同級生たちが楽し気に会話をしている所でした。
出来るだけ話しかけられない様に友人を探しましたが学生時代から嫌味であまり好きではなかったグループにつかまってしましました。みんなは、私が大学へ進学しなかったことを知っているので、『低収入って大変でしょ』『今日の会費も払えるの?』など周りがざわつくまで大声で私に言ってきたんです。
反論できたら良かったんですが、何も言えずその場から動くことも出来ませんでした。そんな人たちとは一生付き合いたくないし、これが最後だと心に決めた瞬間でした。でも、あの時はっきりと自分の気持ちが言えたらどんなに良かったことかと少し後悔もしました。」(26歳/女性/デパート勤務)
自分の気持ちを上手く表現できなかったことの後悔はあると思いますが、心の中に意思を持てたことは素晴らしいですね。
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