自己顕示欲が強くなる原因&心理
自己顕示欲が強くなってしまう原因や心理を知ると、心の距離が少し縮まるかもしれません。疎ましいと思う前に、その人の心理について考えてみると、付き合う上での対処法が見つかるのではないでしょうか。
また、自己顕示欲が強い自覚がある人は、自分の深層心理をよく理解することで、人間関係を良好に保てるかもしれませんよ。
自己顕示欲の強い人の多くに見られる心理についてご紹介しますので、あなた自身や、あなたの周りの人に当てはまるか考えてみてください。
自己顕示欲の原因:愛情に飢えている
自己顕示欲が強い人は、愛情に飢えていることが多いです。他人に愛されたいという欲求が、自分を誇示してアピールする行動につながっているのでしょう。
愛情に飢えている心理とは、恋愛上のことだけではありません。家族愛に飢えている、友愛に飢えているなど、他者全般からの愛情に飢えていることが考えられます。これは、本人が育ってきた環境の原体験が原因になっていることもありますし、愛についての理想が高すぎることも関係あるでしょう。
愛情に飢えていると、第三者から認められ、好意を持たれたいという願望が大きくなり、過大な評価を求めてしまう行動につながるのです。その結果、自己顕示欲が強いと称されてしまいます。
自己顕示欲の原因:現実と理想にギャップがある
自分が思っている「自分像」よりも、理想の「自分像」のクオリティが高すぎるとき、自己顕示欲が強くなることもありえます。現実の自分を客観視できていないことが原因と言えますね。
もしくは、自分が理想像に追いついていないことを理解したうえで、周囲の人からの評価だけでも理想に近づけたいと思っているのではないでしょうか。実力が伴っていなくても、他人から褒め言葉をもらえば承認欲求が満たされるので、過剰な自己アピールにつながります。他人からの褒め言葉が欲しいため、自己顕示欲が強くなってしまうのですね。
また、第三者の目に映る自分が、理想の自分でないと満足できない人もいるでしょう。この場合、自己顕示欲が強すぎるあまり、虚言癖を発揮してしまう人もいます。
自己顕示欲の心理:自分のことを認めてほしい
先述したとおり、自己顕示欲が強い人は、他人から認められたいという気持ちが強すぎると言えます。自己顕示欲が強くなった原因が何であれ、自分のことを認めてほしいという心理になってしまうのが、一番の特徴ではないでしょうか。
人は、自分のことを認めてほしいとき、自分の行いを報告しますよね。仕事でこんな評価をもらった、学校の成績がよかったなど、自分の中の褒められるポイントを存分にアピールするでしょう。その結果、褒めてもらうことができたなら、認められた!と満足することができるのです。
自分のことを認めてほしいという気持ちは、誰の心の中にもあるはず。しかし、それが強すぎるあまり、過大にアピールする行動をとってしまい、自己顕示欲が強いと思われてしまうのです。
自己顕示欲の心理:優位に立ちたい
自己顕示欲が強い人は、負けず嫌いで、常にトップを目指すタイプが多いです。もちろん、これは悪いことではないですよね。しかし、勝負事ではないときでも常に優位に立ちたいと思ってしまうほど、この欲求が強いことが問題です。
たとえば、数人でおしゃべりしているときに、誰かが特定の人のことを褒めたとします。すると、自分はその褒められている人より劣っていると感じてしまうのが、自己顕示欲の強い人。自分の方が褒められるポイントがあることを、必死に話してしまうでしょう。
このように、どんな場面でも優位に立ちたいという心理があるので、自己顕示欲が強くなってしまうのです。
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