沖縄の方言はゆったりしていて、魅力的な特徴がたくさんあります。今回は、そんな沖縄弁でカレに「好き」と伝える方法をご紹介!告白だけではなく、日常的に使えるかわいい沖縄弁にも触れていきますよ。ぜひ、沖縄の方言で彼に好きな気持ちを思いっきり伝えてみてくださいね。
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沖縄の方言を使ったかわいい告白って?
沖縄の方言の独特のイントネーションに、のんびりした優しい雰囲気を感じとる人は多いでしょう。沖縄弁は「琉球語」のひとつで、かつて王家が使っていたと言われている由緒ある方言です。
そんな沖縄の方言は、男性が使っても魅力的に聞こえますが、女性が使うととてもかわいい印象になります。これから、沖縄方言の特徴や、かわいい告白の仕方、かわいい沖縄弁について紹介していきます。
是非、沖縄県外でも積極的に沖縄の方言を使ってみてくださいね!
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沖縄弁の特徴とは?
では早速、沖縄弁の特徴について触れていきましょう。
語尾がのびる話し方
沖縄弁は、語尾が伸びる話し方がとても特徴的です。例えば沖縄の特産品でもあるゴーヤも、沖縄では「ゴーヤー」と語尾を伸ばして発音します。色の名前なども「あか」は「あかー」と発音しますし、「赤花」のときには「あかばなー」となるのが特徴。
語尾が伸びるだけで、とても柔らかい雰囲気になりますね。人の名前を呼ぶ時も、語尾が伸びるので、かわいらしい印象を感じられます。
単語の意味が伝わらないことも
沖縄の方言は独特な単語が多数存在しており、沖縄県外では意味が伝わらないことも多いもの。例えば「かめー」は「食べなさい」という意味であったり、「アキサミヨー」は「びっくりした!」というような意味です。
沖縄の人の中には、これらを標準語だと思っている人もおり、沖縄県外に住むようになって初めて通じないことに気づいた!なんて人もたくさんいるようです。
語尾に「〜さあ」とつくことが多い
沖縄の方言で特徴的な語尾は「〜さあ」と発音し、語尾が上がるのも特徴のひとつ。「〜さーやー」という語尾もあり、「〜さあ」と同じような意味で使います。例えば、「遅刻したさーやー」は「遅刻しちゃった」となるのです。
沖縄を代表する方言のひとつ「なんくるないさあ」も、語尾が「〜さあ」ですよね。また、「なんくるないさあ」の意味は「何とかなる」という意味だと捉えている人が多いのではないでしょうか。
それでも間違いではありませんが、実は「挫けずに正しい道を歩むべく努力すればいつか良い日が来る」と、深い意味があるのです。
母音が「あ、い、う」の3つ
沖縄方言(琉球方言)には、母音を「あ、い、う」の3つのみしか使わない、という特徴があります。
12世紀から15世紀にかけて、「え」が「い」に変化し、「お」が「う」となり、5母音が3母音になったと言われています。沖縄では「星(hosi)」を「husi」と発音したり、米(kome)を「kume」と発音したりします。
また、3母音になったことによって子音にも変化があり、「き」が「ち」になったのも特徴です。例えば、「秋(aki)」が「achi」となったりします。
男性と女性で語尾が変わることがある
語尾に「〜さい」とつく言葉を女性が使うと「〜たい」に変化するのも、沖縄方言の特徴のひとつ。例えば「はいさい」と男性が使う言葉は、女性が発音すると「はいたい」になります。
ちなみに「はいさい」「はいたい」は「こんにちは」の意味。ですが最近では、女性でも「はいさい」と発音することも多いと言われています。方言も、時代によって少しずつ変化していくものなのですね。
沖縄県の中でもエリアによって方言は変わる
同じ沖縄県でも、石垣島や宮古島などの方言は少し違っていたり、同じ沖縄本島でも、南部や中部、北部など、エリアによって違いがあることも多いです。なので、場合によっては通じないこともあるでしょう。
観光に来た人でもわかるような方言もたくさんありますが、沖縄の高齢者の方と話してみたら、ほとんど意味がわからなかった!なんてことも。ちなみに沖縄方言のことを、沖縄の方は「うちなーぐち」と言います。
意味がわからない時には「『うちなーぐち』はわからないんです…」と言えば、きちんとわかるように話してくれるでしょう。