一目惚れのメカニズムが起きる理由
相手への錯覚・勘違いで脳が勘違いする
一目惚れするメカニズムの一つの要因が、相手への錯覚です。人は、初対面の人に対して推測をしながら相手を判断します。例えば、無口な人は不愛想、笑顔が多い人は明るい性格など、パッとみた印象で相手の性格を決めているのです。
このように最初の相手への印象付けは、大体の人が自分の都合のいいように解釈をします。自分の解釈次第では、初対面の人に対して「とても素敵な人」「自分の理想のタイプ」と勘違いしてしまうのです。
相手への勝手な解釈による勘違いこそが、一目惚れするメカニズムと言えるでしょう。人を見た目だけで物事を判断しがちな人は、比較的相手への錯覚や勘違いをしやすい傾向にあります。
自分にないものを持つ人を求める
自分にないものを持っている人は、魅力的に見えますよね。例えば、自分ができないことを簡単にこなせる人を見たら、憧れを抱く人も多いのではないでしょうか。
人には、自分にないものを他人で補おうとする習性があるため、相手が自分にないものを持っていると一目惚れするメカニズムも働きやすくなるのです。
特に、自分が絶対に出来ないことができる異性に対しては本能的にも、「この人と一緒に生きていきたい」と強く感じるのです。そのため、自分とは全く真逆な性格の人に一目惚れするケースもあるでしょう。
理想の自分像に合致したため
「自分はこんな人になりたい!」と理想の自分像を持っている人も多いかと思います。ですが、理想に近づくためには、それ相応の努力をしなければいけませんよね。
自分の理想を一生懸命追っている時に、自分の理想像とピッタリ合致する人が現れたら、その人に対して一目惚れするメカニズムが働く場合があります。
憧れる気持ちと恋を間違える人も多く、相手を尊敬し憧れて想像しているうちに、恋愛感情を抱く人もいるのです。
落ち込んでいると一目惚れのメカニズムが働きやすい
人は落ち込んでいる時に、他人から優しくされると一目惚れするメカニズムが働きやすくなります。「この人なら自分を守ってくれそう!」と言う思い込みから、恋に落ちるケースも少なくありません。
特に、失恋直後に出会った初対面の異性が優しいと簡単に一目惚れしてしまうことも。悩みを聞き励ましてくれる相手に対して、「この人は自分の味方」「元恋人より優しい」と言う印象を抱きがちになります。
失恋の傷は恋でしか補えないとも言われているので、脳が失恋の傷を修復しようとして、自然と優しい異性を探しているのかもしれません。
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