好きだけど嫌いと感じる心理とは?
その理由は、次のような心理が関係しています。自分の気持ちにきちんと向き合うことで、今後自分がどうすべきかも見えてくるでしょう。
嫌いになりたい
好きだけど嫌いと感じてしまうのは、本当は「嫌いになりたい」という気持ちを抱えているからです。これは、もやもやした真っ黒な気持ちを抱えるくらいならいっそのこと嫌いになってしまいたいから。
また、好きなままでいると、相手に期待することも多くなるでしょう。「もしかしたら」という期待をかけては、それが裏切られて自分が傷ついてしまう。そうした絶望を繰り返したくないならこそ、嫌いになりたいのです。
しかし、自分の中には確かに「好意」も存在しているでしょう。だからこそ、反発し合う気持ちの中で苦しんでしまうのです。
憧れていた理想像とは違う
好きな人のことをあまり良く知らないと、勝手に「こんな人なんだろう」「欠点なんてないんだろう」と思い込んでしまうことってありますよね。しかし、実際に相手を知ることで自分の想像や理想が崩れ去ることも。
こうした「思っていた人物像と違う」という事実は、女性の心に重くのしかかります。また、自分の期待を裏切られたようで、拗ねるような気持ちも生まれるでしょう。
だからこそ、自分の中に「嫌い」といった感情が生まれます。好きという気持ちがあっても、好ましくない面が多ければ嫌いな気持ちが膨らんでしまうでしょう。
幸せになれないと分かっているから
「好きだけど嫌い」という感情の中には、諦めも含まれています。これは「どうせ相手と幸せになれないから」と、自分の中で割り切っている部分があるからです。幸せな未来を描くよりも、現実的な目で二人を見てしまっているのでしょう。
少しでも望みがあるなら、嫌いと感じる気持ちも小さくなっていきます。しかし、気になる部分が多ければ多いほど、好きだけど嫌いと感じる気持ちは膨らんでいくもの。
また、自分を幸せにしてくれないならいっそのこと嫌いになりたいと思うでしょう。自分の気持ちに諦めや踏ん切りをつけるために、自分で相手を「嫌い」だと思い込もうとしているのです。
自分だけが損をしているように感じるから
心の中に反発しあう気持ちを持ってしまうのは、自分だけが損をしているように感じられるからです。例えば、好きな人から遊ばれたとあれば、自分だけが損をしたように感じられるでしょう。相手は楽しんでいるのに、自分はひどく傷ついている…。
こんな体験をすれば、好きだけど嫌いという反発し合う気持ちが生まれます。好きなはずなのに、酷い仕打ちをされては「嫌い」という気持ちも膨らんでいくでしょう。
だからこそ、自分の気持ちが分からなくなります。好きだけど嫌いという複雑な気持ちから、気分も落ち込んでいくでしょう。
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