3月3日は何の日?
また、3月3日はひな祭りや桃の節句の他にも様々な記念日が制定されているので、こちらについても併せて紹介します。
上巳の節句(桃の節句)
「上巳の節句」とは、日本の四季を彩る五節句のうちの1つのこと。元々は3月初めにある巳の日が上巳の節句とされていましたが、これが3月3日に行われるようになりました。そして、旧暦では桃の花が咲く季節とあって、「桃の節句」とも呼ばれるようになったのです。
その昔、中国では上巳の日に水辺で体を清めて災厄を祓う習慣があり、これが日本でも平安時代から取り入れられました。草木や紙で人の形を作り、それに自分の厄を移し、水に流して祓うようになったのです。
そして、この人の形をしたものは「ひとがた(人形)」と呼ばれ、後の「雛人形」へと変化したのではないかと言われています。
ひな祭り
現代も女の子向けのおもちゃとして人形がありますが、平安時代の女の子も紙等を使って小さな人形を作って遊んでいました。その人形は「ひいな」と呼ばれていて、このひいなと上巳の節句で使われていたひとがたが混ざり合い、「雛人形」が生まれたと言われています。
雛人形は後に家の中に祀るようになり、江戸時代以降にはその飾りも豪華になっていきました。そして、その雛飾りを飾る上巳の節句は現代にも繋がる「ひな祭り」へと成長していったのです。
平和の日
1984年に行われた「国際ペンクラブ東京大会」において、3月3日は「平和の日」として制定され、翌年から世界中で実施されるようになりました。
何故3月3日なのかというと、"女の子の健やかな成長や幸せを祝うひな祭りが平和の象徴にふさわしいのではないか"という、日本ペンクラブの提案によりこの日になったのだとか。平和の日は、ひな祭りに由来しているのです。
金魚の日
「金魚の日」は、1990年に日本観賞魚振興会によって3月3日に制定されました。江戸時代の頃にひな祭りで金魚を一緒に飾ったことが由来と言われており、その当時金魚は高価なペットと認識されていたことから、家庭の裕福さをアピールするために飾られていたとされています。
日本観賞魚振興会は後に無くなり、現在は日本観賞魚振興事業協同組合(jOFa)として観賞魚飼育の振興や普及に取り組んでいます。
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