自尊心が低い原因とは?
もちろん、直接的な経験がなくても、自分の抱えるコンプレックスなどから、自尊心が低い状態が生まれることもあるでしょう。そもそも「自尊心が低い」という状態を自分では認識しておらず、「自分はネガティブ思考な人」「行動力がない」と決めつけてしまう場合もあります。
では、自尊心が低い原因にはどのようなものがあるのでしょうか?「なぜ自分の自尊心が低いのか」と疑問に思ったときにその原因を知ることは、自分を見つめ直すためのきっかけになるはずです。
過去の失敗がトラウマになっている
過去に大きな失敗をするなどして強いストレスを感じたことがある人は、自尊心が低くなっている可能性があります。
失敗を繰り返して自尊心が低い状態が生まれることもあります。ですが、あまり失敗したことのない人が急に挫折感を味わったり大きな失敗をすると、敗北感や自信の低下がより著しく、一気に自己肯定感を失ってしまうことがあるのです。
幼少期の家庭環境によるもの
自尊心が低くなる大きな要因として、幼少期の家庭環境が大きく関わってくるケースがあります。では、どのような幼少期を過ごすと、自尊心が低い状態が生まれやすくなるのでしょうか。
自尊心は「自分で自分を認めること」ですが、幼少期にその役目を果たしてくれるのは、自分の親や保護者です。親に認めてもらえない、褒めてもらえない幼少期を過ごした人は、「自分を肯定してもらえる経験」を十分に与えられず、自尊心が低下してしまう可能性があります。
とはいえ、両親も「子供の自信をなくしてやろう」と考えてしつけをしているわけではないはずです。親が良かれと思って厳しく育てた結果として、自己肯定感や自尊心の低い子供に育ってしまうこともあります。
自分自身と向き合ってこなかった
自分のことを「自尊心が低い」とはっきり認識できている人はどれだけいるでしょうか。「ネガティブ思考」「謙遜しがち」などの言動の癖を、自分の個性や性格と思い込んで、根本にある自尊心の低さに気づかない人も少なくありません。
たとえば、忙しく過ごすなかで、自分の本当にやりたいことや目標などをあまり考えたことのない人、さらに言えば、自分の生きる意味について考えたことがない人は、自分の人生や生き方に自信がもてず、自尊心が低い状態に陥ってしまう可能性があります。
このような人は、一度自分自身としっかり対峙する時間をとりましょう。自分の生き方や時間の使い方に自信を持つことで、自尊心を高めることにつながります。
コンプレックスを抱えている
コンプレックスは、感じ方や捉え方によってプラスにもマイナスにもなります。自分の弱点を「これも魅力のひとつ」と考えられる人もいますが、すべての人がそのように捉えられるわけではありません。
たとえば、容姿に関するコンプレックスをもっている人は、人と話したり新しいことにチャレンジすることに消極的になってしまうことがあります。これは、コンプレックスによって自尊心が低い状態が生まれている証拠です。
また、自分の能力の低さや育った環境など、コンプレックスの原因となるものは人によって違います。親や兄弟、友人関係など、他の人の存在がコンプレックスとなっている場合には、まず他人と比較することから抜け出していきましょう。
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