自己愛が強い原因とは?
では、自己愛が強くなってしまうのに、原因はあるのでしょうか。続いては、自己愛が強い原因について紹介します。
親も自己愛が強い
自己愛が強くなる原因として、親の自己愛が強い場合があると言います。自己愛の強い親に育てられた場合、2種類のケースがあるようです。
ひとつは、子どもを自分のための所有物と考える親からの過剰な愛情や執着によるものです。ひたすら甘やかされ、崇められ、結果として子どもが「自分は特別だ」と思い込み、自己愛が強くなるというケースです。
もうひとつは、親の自己愛が強すぎるが故、子どもに興味を持たない場合です。そうすると、子どもは「自分は愛されていない、必要ない、価値がない」と無意識に追いつめられてしまいます。そして自分の心を守るために、徐々にその意識を抑圧し、「自分は必要な人間だ、自分は特別な人間だ」と自己愛が過剰になってゆくのです。
このように自己愛が強くなるには、育った環境や親が原因の場合があると言えます。
ルックスが良い
良いルックスで生まれた人も、自己愛が強い傾向があります。ルックスが良いと、周囲から褒められる機会や、異性からもてはやされることも多いでしょう。自分から何もしなくても周りがチヤホヤしてくれるので、当然自意識も過剰になってきます。
次第に、そんな自分の容姿ばかりを気にして、鏡を見てはうっとりするような自己陶酔に陥ってゆくのです。
頭が良い
もともと頭の良い人も、強い自己愛を持つ傾向にあると言われています。頭の良い人の中には、時として頭の良くない人を見下し、不快感さえ覚える人がいると言います。周囲が下等に見え、自分だけを信じ、自分は特別な存在であると思い込んでしまうんですね。
精神年齢が低い
自己愛の強い人は常に自分が世界の中心にいます。ですから、自分の思い通りにいかないことが発生すると、とたんに機嫌を損ねてしまいます。
まだ幼い子供の精神年齢が低いのは同然のことです。ですから、ちょっとしたわがままが思い通りにいかなくて、かんしゃくをおこすのも許容できます。ですが、これをいい大人がやってしまったらどうでしょうか。あまりにも自己中心的で、精神年齢の低さを感じざるをえないですよね。
自信がないことの裏返し
自己愛が強い人は、自信満々で自意識が過剰な性格の持ち主が多い中、逆に自分に自信がないために、自己愛に溺れてしまう人もいるようです。
自分のコンプレックスをカバーするかのように、他の人を下等に扱い、見下しバカにすることで、自分の価値を上げようとするのです。自信がなくてもプライドが高いと、まるで自信があるかのように振る舞ってしまう傾向にもあります。そうすることで、どんどん自己愛だけが強くなってゆくのです。
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