「類は友を呼ぶ」が起きる理由とは?
そこで、なぜ「類は友を呼ぶ」現象が起こるのか、その理由に迫ってみましょう。
同レベルの人とは一緒にいて気が楽だから
例えば、誰かと一緒に食事をする際、食べ物の好みが似ていたり、金銭感覚が似通っているとお店が選びやすくなります。また「お財布がピンチだから、ファストフードにしない?」と言いやすいですよね。
けれど、お金に困っていない友達はおしゃれなカフェに行くでしょう。そうなると、最も安いメニューを探すことになります。
またみんながケーキを頼んで、自分は飲み物だけだと、「ケーキは?」と聞かれるでしょう。けれど、お金がないとは言えませんから「ダイエット中なの」と苦し紛れの返答をすることになります。
こうした付き合いはしんどいですよね。その点、同レベルの人とは一緒にいて気が楽。そのため、「類は友を呼ぶ」となるのでしょう。
自分より優れた人を無意識に避けている
優れた人と一緒にいるとき、「自分には到底及ばない」と感じると同時に、居心地の悪さを覚える人も多いのではないでしょうか。これは、優れた相手によって自分が非常にちっぽけな存在に思えるからと考えられます。
自分をちっぽけな存在と感じた人の中には、自分の存在価値に疑問を持つ人もいるでしょう。あるいは、劣等感にさいなまれるかもしれません。いずれにしても、嫌な気持ちになるのは明らかです。
そのため、人は自分より優れた人を無意識に避けるところがあります。これはもともと備わった、自分を守ろうとする本能と言えるでしょう。
こうした意識が原因となり、「類は友を呼ぶ」が起こると考えられます。
話が合う人とは自然と仲良くなるから
初対面で緊張してうまく話せない時に、ふとしたきっかけで同じ趣味だと分かった途端、話が盛り上がったという経験はないでしょうか。
こうした話が合う人とは、自然と仲良くなれます。というのも、相手に対して「同じものが好き」という共通点を見出しているからです。
中には、同じものが好きだと分かって対抗心をむき出しにする人もいますが、そうした人とは話が合わず、「類は友を呼ぶ」が起こることはありません。
つまり、同じものが好きだから話が合い、盛り上がる人は自分に似通った人。だからこそ、「類は友を呼ぶ」が起こると言えます。
自分のレベルに合わせてあるから
人との出会いは、自分自身のレベルに合わせているとされます。そのため、「類は友を呼ぶ」現象は、現在の自分のレベルに合った人が集まってくると考えていいでしょう。
もしも勉強が嫌いで、怠惰な毎日を過ごしているような人が集まっているとしたら、自分がこうしたレベルにいるからです。日々、努力を重ねる人の周りには、お互いに切磋琢磨しあえる人がいるでしょう。
けれど、自分のレベルは自分で変える事ができます。努力をし、成長すればレベルは上がりますので、自然と周囲の人たちの顔ぶれも変わっていくのです。
「類は友を呼ぶ」が自然と起こる理由は、自分の変化に伴って周囲の人も必然的に変わるところにあります。
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