負けず嫌いな人のデメリット
完璧主義すぎるので疲れてしまう
負けず嫌いな人は、負けることがないように常に完璧でいようとします。しかし、全てを完璧に行うことはできません。誰しも何らかの欠点があり、うまくいかないこともあります。それを無理やり完璧にこなそうとするため、とても疲れてしまうのではないでしょうか。
完璧を求めれば求めるほど、自分を追い詰めていくことになります。欠けているところを少しでも見つけると心が苦しくなり、できない自分を責め立てることもあるはず。そして、精神的なストレスを抱え込んだ状態になります。
完璧でない自分を受け入れることも大切です。しかし、負けず嫌いな人はそのことに気づけていないのかもしれません。負けず嫌いな人の短所と言えます。
人間関係にヒビが入ることも
勝つために手段を選ばない人は、相手の気持ちを考えずに行動に出ることがあります。嘘をついたり、裏切ったり、思わぬようなことをして身近な人を傷つけてしまうでしょう。そのため、負けず嫌いな気持ちが強いと人間関係にヒビが入ることがあります。
勝つことだけに集中していると、周りが見えなくなることはありませんか?一度立ち止まって周囲を見回した時、あなたのそばにいる人は誰もいなくなっている可能性があります。勝つことが本当に大切なことなのか、よく考えてみてはどうでしょうか。
勝ったことによって払った代償が大きいと気づくのは、大切な人を失った後という場合もあります。そうならないように気をつけていきましょう。
劣等感を感じることが多い
一度でも負けることがあると、「どうして自分はできないのだろう」と劣等感を抱くことが多くなります。普通の人ならすぐに立ち直れることでも、負けず嫌いな人はなかなか立ち直れないところが短所です。
勝つことができない自分を責め、自分よりも上の人と比べるようになります。そして、いつの間にか自分の欠点だけにしか目がいかなくなる場合も。自分に自信が持てず、何をする気にもならない状態になってしまいます。
このため、負けず嫌いの人が負けた時はきちんと気持ちをコントロールできるようにしておくことが大切です。気持ちの整理がつかないと、どこまでも落ち込んで後戻りできなくなります。
結果だけを重視する
負けず嫌いな人は、結果が全てです。どのような過程があったとしても、結果的に勝った人が一番偉いという考え方になっています。そのため、経験を軽視し、勝つための近道だけを探すようになるでしょう。
しかし、人は経験があるからこそ成長していきます。勝ち負けだけを重視していては、経験を積むことはできません。「負けそうだから、挑戦しないようにしよう」と思ってばかりだと、いつの間にか周囲よりも経験値が低くなっている場合があります。
経験不足により思うような結果を得られず、悔しい思いをするのは自分自身です。結果だけにこだわらず、その過程に何があったのか考えてみることも重要ではないでしょうか。
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