喪失感を感じた時のNG行動
自分を責める
何かを失った時、人は自分を責めることが多くなります。「あれをやらなければ」「あんなことを言わなければ」と自分の言動を責め、どんどん追い詰めていくことに。しかし、自分を責めてばかりでは解決策は見つかりません。
責めるだけでなく、前を向くことが大切です。やってしまったことを取り返すことはできず、再び同じことを繰り返さないためにはどうすれば良いのか考えるようにしてみてはどうでしょうか。考え方を少し変えるだけで、苦しい状態から抜け出しやすくなります。
感情を押し殺す
喪失感を感じ、つらい思いをしても周りにはそれを見せないことはよくあります。「心配をかけたくない」「弱い自分を見せたくない」という気持ちから、平気なフリをしていることはありませんか?しかし、本心とは違う言動はあなたを苦しめることになります。
本当はつらいのに明るく振る舞わなければならないのは、とてもストレスを溜めることになるでしょう。1人になった途端に疲れに襲われ、何もする気にならなくなります。
感情を押し殺すのではなく、素直に表現することで気持ちが楽になるはず。信頼できる人に気持ちを打ち明けてみてください。
他の依存先を探す
失恋した時や大切な人・ペットを亡くした時にやってしまいがちなのが、他の依存先を探すということです。今まで近くにいた存在を失った時、その代替となるものを探すことで精神的な安定を手に入れようとします。
しかし、そこで手に入れたものは本当に求めているものではありません。失ったものはもう元に戻らず、完全に同じ形になることはないからです。依存することをやめなければ、いつまでも喪失感を感じるようになるでしょう。
誰かに依存するのではなく、自立できるようにするのも重要なことです。依存しすぎていないか、自分自身を振り返ってみてはどうでしょうか。
過去に対する後悔を抱く
喪失感に苛まれていると、「あの時にもっとこうしていれば」といったように過去に対する後悔を抱くことがよくあります。しかし、過去を取り戻すことはできません。どんなに後悔したとしても、前に進むことができないです。
過去を後悔すれば後悔するほど、後ろ向きな考え方になります。「もう自分は何をやってもダメだ」と未来に対する希望も見えなくなるでしょう。そんな時は、過去のことを考えるのはやめてみてください。
過去ではなく未来を見ることで、新たな可能性が開けてきます。ネガティブ思考は捨てていきましょう。
お酒に頼る
つらい時にお酒に頼ってしまう人はたくさんいます。なぜならお酒を飲めば楽しい気持ちになり、つらいことを一瞬でも忘れられるからです。しかし、それは根本的な解決になっていないことを意識しなければなりません。
お酒の酔いはいつか冷めます。冷めた時に再びつらい思いが蘇り、さらに大きな喪失感に襲われることもあるでしょう。そして再びお酒に手を出し、悪循環が始まります。お酒がなければ正常に過ごせなくなってしまっては大変です。
お酒に逃げず、自分自身を向き合う必要があると考えてみてください。お酒を飲みすぎていると感じたら、禁酒に踏み出しましょう。
全てがどうでも良いと思う
何か大切なものを失うと、人は自暴自棄になりがちです。「自分には大切なものはもうないのだから、何をしても良い」と思ってしまうのではないでしょうか。全てがどうでも良くなり、暴飲暴食をしたり、部屋を散らかしたり、生活習慣がどんどん乱れていきます。
荒んだ生活は、心身ともにあなたを蝕んでいくでしょう。気づいた時には後戻りをするのが難しくなっているかもしれません。そうならないように、どこかでストップをかけるようにしてください。
喪失感を乗り越え、新たに大切と思えるものを見つけてみてはどうでしょうか。心と体の健康を保ち、再び歩き出せるようにしていきましょう。
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