喪失感を感じるのはどんな時?《前編》
大切な人やペットが亡くなった時
やはり、身近な人やペットを失った時、大きな喪失感を抱く人は多いです。今までずっと一緒にいた存在だからこそ、失った時の衝撃は計り知れないものがあります。当たり前だったものを失うことは、まるで自分の一部分を失ったような気持ちになるはずです。
しばらくは失ったことを信じられず、放心状態になることもあるでしょう。「生きているうちに、あれをしてあげれば良かった」「こうすれば良かった」といったように後悔をしてしまうこともあります。
しかし、喪失感ばかりに満たされていると前に進むことはできません。亡くなった人やペットも、残された人が元気に生きていくことを望んでいるのではないでしょうか。
失恋した時
好きな人に告白してフられたり、恋人から別れを切り出されたりといったように、失恋をした時にも喪失感を感じやすくなります。好きな人にフられた場合は、それまで抱いていた恋愛感情とさようならしなければなりません。
片思い中に感じていた幸せな気持ちが失われ、好きな人を手に入れられないという喪失感で満たされるようになります。
また、恋人と分かれるということは、いつもそばにいた恋人という存在を失うことです。心にポッカリと穴が空いたようになり、何も手につかなくなる場合もよくあります。
失恋の痛手は時間が癒してくれると考え、無理をしないようにすることが大切です。乗り越えて、次の恋ができるようにしましょう。
季節の変わり目
実は、季節の変わり目にも喪失感を抱きやすくなります。特に喪失感を感じやすいのが、夏から秋へと変わる時期です。夏にはお祭りや花火大会、旅行など楽しい計画がたくさんあります。長期の夏季休暇もあり、自由なひと時を楽しめる季節と言えるでしょう。
しかし、秋が近づくにつれて自由な時間も終わっていきます。そのようなところに喪失感を感じるのではないでしょうか。元気いっぱいに動き回っていた夏から、肌寒く物悲しさを感じられる秋へと変わっていくところに喪失感を抱く人はたくさんいます。
暑い日が続く真夏には「早く夏が終わってほしい…」と思っていたとしても、実際に夏が終わる時になったら寂しくなるのではないでしょうか。
好きなアイドルが結婚した時
今まで応援してきたアイドルが急に結婚を発表した時、喪失感を感じるファンはたくさんいます。それまではみんなのアイドルだったのに、自分ではない誰かのものになってしまうのは、ファンにとってはとても悲しいことなのでしょう。
本当にアイドルと付き合えたり結婚できたりといったことは無理だとわかっていても、心のどこかで「もしかしたら」という気持ちを抱いているのも喪失感の原因です。微かな願いが聞き入られなかったことに対して、虚しさを感じるようになります。
しかし、アイドルの幸せを願うこともファンの務めです。いつまでも喪失感を抱いているのではなく、アイドルの結婚を祝うようにしてみてはどうでしょうか。
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