ケチな人と節約家の違いって何?
ケチは人のためにお金を使わない
ケチな人は、基本自分のためにお金を使うことはあっても、周囲の人のためにお金を使うことはありません。例えば、自分の趣味である高級バッグや靴は買うものの、結婚パーティーは参加費がかかるので出席しないという例もそうでしょう。
自分の稼いだお金ですから、自分の好きなものを買うのは自由です。しかし、お祝いごとであっても、他人のために使う金は一銭もないという考え方なら、それはもうれっきとしたケチでしょう。
デート代をケチるのはまだしも、お祝いをケチるようになったら「この人と一緒にいても、卑屈になってしまう」と判断し、恋人でも友人でも距離を置くようにした方がいいのかもしれません。
ケチは人が不快に思う
例えば、節約家の人とケチな人の両方に食事の誘いをしたとします。節約家の人は「今、金欠なの。給料日になれば大丈夫なので、その時良ければまた誘ってね」と言うのですが、ケチな人は食事に来るだけ来て「金欠なのよね~。割り勘代、負けてくれない?」「お金がないから安いところでお願い!」と言ったりするのです。
節約家の人は、正直に事情を説明し、せっかく誘ってくれた相手の気を悪くしないように気を遣いますが、ケチな人は相手よりも自分のことしか考えていないと言えるでしょう。
節約家の人は、周囲を不愉快にはしませんが、ケチな人は周囲を不愉快にしてしまい、周囲からだんだんと敬遠されてしまうのです。
節約家は不要な部分のみ削る
節約家の人とケチな人との大きな違いは「使うべきところに使えるか」というところにあると言って過言ではありません。
節約家の人は、自分一人の時にできるだけ節約し、周囲の人といる時は節約の考えを切り捨てます。一方、ケチな人は、自分一人の時も周囲の人といる時もケチろうとしますし、ひどい時は、自分一人の時はケチらず、周囲の人といる時のみケチることもあると言えるでしょう。
飲み会代を気にせずその場を楽しむ、お祝い事はケチらず心を込めてお祝いするなど、必要な物にはちゃんとお金を出すことができるのが節約家であり、これはケチだとは言いません。
不要である部分のみ上手に削り、必要な部分はちゃんと支払う、この基本ができていないと「ケチな人」というレッテルを貼られてしまうのです。
節約家は他人を巻き込まない
節約家は、自分の一人の時に節約するため、周囲に迷惑をかけたり、周囲を不愉快にしたりすることはありません。ケチな人は、周囲に人がいようがいまいが食い下がり、自分の支払いを1円でも安くしようとするので、周囲からすると迷惑であることも珍しい話ではないのです。
周囲に迷惑をかけない節約家は「節約してて偉いね」と好意的に捉えられますが、周囲に迷惑をかけてしまうケチな人は「がめつい。関わりたくない」と言われてしまうのですから、自分はケチな男性、ケチな女性かもしれないと感じる人は、このあたりをよく考え直してみることをおすすめします。
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