「胸の重さ」に関する専門家の意見やアドバイス
おっぱいは意外と重い!Dカップはグレープフルーツ2個分!
「胸が大きすぎて肩がこる」などと体の不調を訴える人もいるくらい、おっぱいは意外に重いもののようです。『オトナ女子のためのおっぱいケア手帖(健康美人シリーズ)』(北村珠希)には、以下のような記述があります。
「Cカップ以上の多くが『重い』と感じている
全米で人気のシームレスブラ(ノンワイヤー、ノンホックで継ぎ目、縫い目のないブラ)を販売するテレビショッピング研究所が、おっぱいの平均的な重さを調査しました。左右の胸の容積を測定したところ、次のようなデータが導き出されたようです。
★両胸の平均的な重さ
Aカップ……約326g
Bカップ……約447g
Cカップ……約531g
Dカップ……約758g
Eカップ……約1006g
Fカップ……約1180g
各カップの重さを果物や野菜に置き換えてみると、上のイラストのようになります。
両胸の重さを果物や野菜でたとえると……
Aカップ 中くらいのリンゴ1個
Bカップ 中くらいのじゃがいも3個
Cカップ とうもろこし(葉付き)1本
Dカップ グレープフルーツ2個
Eカップ 小ぶりのパイナップル1個
Fカップ 小ぶりのメロン1個
同調査では、Cカップ以上の女性の76.6%が『自分の胸を重いと感じる』と回答したそう。いつもこの重さの果物を持っているのと同じだと思うと、うなずける結果です。」
「Dカップはグレープフルーツ2個」「Fカップはメロン1個」などと身近な果物にたとえてみると、大きな胸がどれだけ重いのかピンとくるのではないでしょうか。
胸の重さの9割は脂肪!?
Aカップでりんご1個分、Eカップともなるとパイナップル1個の重さに相当するという女性の胸ですが、その中にはいったい何が詰まっているのでしょうか。男性向けに書かれた恋愛指南書『女も知らない女のカラダ』(対馬ルリ子)には、以下のような記述があります。
「おっぱいの中身を『母乳』と答える人は少ないと思いますが、中がどのようになっているかを正確に答えられる男性は少ないでしょう。
それは、女性も同じこと。自分の乳房の形や大きさは気になっても、妊娠して授乳のことを考えるまでは、乳房の中身について考えることはほとんどないようです。
さて、乳房の中身は、約90%が脂肪組織です。この脂肪に守られるように、乳腺組織が詰まっています。乳房の中身の残り約10%がこの乳腺組織です。
乳腺というのは、いわば母乳(乳汁)をつくる工場のこと。乳房を手のひらで覆うようにつかむと、奥にかたい塊があることがわかりますが、これが乳腺組織です。10歳くらいになって、男の子も女の子もしこりになってふれる、あの塊です。
乳房の大きさは、人それぞれ。かなりの個人差があります。乳房の大きさは、乳腺の発達具合と乳腺のすきまにある脂肪組織や結合組織が多いか少ないかによって決まってきます。また乳房の張りには、女性ホルモンの増減も関係しています。
(中略)
20代~30代前半のころの乳房は、盛んに分泌される女性ホルモンの働きで、脂肪の割合が少なく乳腺組織がぎっしり詰まっていて張りがあります。
しかし、年齢が上がるとともに、妊娠のために維持されていた乳腺組織が退化して脂肪に置きかわっていき、乳房を支えていたじん帯も弱くなって、乳房全体が垂れていきます。乳房も年をとっていくのです。」
ずっしり重い女性の胸の中身は、1割の乳腺と9割の脂肪で構成されているようです。授乳期を過ぎると、乳腺組織が退化して脂肪に置き換わり、自然と胸が垂れてくるので、年齢に応じてバストアップを意識したいところです。
<参考文献>
『オトナ女子のためのおっぱいケア手帖(健康美人シリーズ)』(北村珠希)
『女も知らない女のカラダ』(対馬 ルリ子)
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