日本人のまつげの長さや本数の平均は?
欧米人は日本人よりもまつげが長い?
人によっては異なるケースもあるでしょうが、一般的に日本人よりも欧米人のほうがまつ毛が長い傾向があります。
ある化粧品メーカーの調査によると、欧米人女性の平均的なまつげの長さは約8mm、日本人女性のまつげの長さの平均値は6.8mmとのことなので、欧米人女性は日本人女性より1mmほど長いことがわかります。まつ毛の場合、1mm長いだけでも大きな違いといえるでしょう。
それに加えて、まつげの成長スピードにも差があるのだとか。日本人女性のまつ毛の成長スピードは1日当たり0.1mm~0.18mmなのに対し、欧米人女性は約2倍のスピードで伸びるといわれています。
日本人女性のまつ毛の長さの平均はどのくらい?
先ほども触れたように、日本人の平均的なまつ毛の長さは6.8mmといわれています。まつ毛の長さに男女による違いは無いようなので、男性の場合も同様と考えていいでしょう。自分のまつげを比べてみて、平均の長さより長ければ比較的に長いまつ毛といえるでしょう。反対に、平均値よりも短ければまつ毛が短いということになります。
ただ、身長や体型のようにまつ毛の長さにも個人差があって当然です。平均値よりも短めのまつ毛だからといって、がっかりしすぎる必要はありません。
日本人女性のまつ毛の本数の平均は?
目を際立出せる上で、長さの他に重要なのがまつ毛の本数です。たとえまつ毛の長さがあってもスカスカに生えていては、目の印象はあまり強くならないですよね。
日本人女性のまつげの本数は、1mmあたりの密度の平均が2.6本と言われています。一方で、欧米人女性の密度の平均は3.4本。つまり、日本人女性と欧米人を比較すると、1mmあたりに生えているまつ毛が約1本多いのです。
欧米人の女優やモデルの目がパッチリして見えるのは、長さはもちろん、生えているまつ毛の本数が日本人の平均よりも多いからなのですね。
日本人のまつ毛は下向きが多い
まつげが上向きに生えていると、目がぱっちりと大きく見えます。まつげが上を向くことで、目が縦長に見える錯覚が働くからです。女性がビューラーでまつ毛をカールさせるのもそのためですね。
反対に、まつ毛が下がっていると、目が小さく見えてしまう、ビューラーでカールをつけても短時間で元通りになってしまう、などのデメリットがあります。
実は、日本人と欧米人ではまつ毛の長さや本数だけでなく、カールの角度の平均値にも差があります。90度を基準にした場合の日本人の平均は下向きをあらわす約81度ですが、欧米人の平均は上向きの約102度なのだそう。
このことから、日本人はまつ毛が下向きに生えている人が多いことがわかります。
出典:講談社『VoCE』2008年3月号
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