卑しい人には、ケチで下品なところがあって、欲しいものなら知り合いの恋人ですら取ってしまう人もいます。できれば卑しい人とは関わりたくないものですが、職場などでは関わらないわけにはいきません。そこで今回は、卑しい人の特徴や対処法について、詳しく解説していきます。
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卑しい人との付き合いには注意が必要!
職場やご近所との付き合いなどをしていると、卑しい人と関わらなければならないことがあるのではないでしょうか。なぜだか分からないけれども、嘘をつかれたり陥れられそうになったり、「あの人は何を考えて、このような行動をしているのだろうか」と苛立ってしまうこともあるでしょう。
そこで今回は、卑しい人にはどのような特徴があるのか、なぜ卑しい人になってしまうのかなどについて詳しく解説していきます。また、卑しい人との上手な関わり方についてもお伝えしますね。
「卑しい」の意味
「卑しい」の読み方は「いやしい」で、食事の仕方が汚いときやお金にがめつい様子を表すときに使われる言葉です。
最近では聞かれることが少なくなりましたが、時代劇などで「卑しい身分」といっているのを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。これは、身分や社会的地位が低いということを表しているのです。
「卑しい」の使い方からも分かるように、「卑しい」は「品がない」「貪欲」「みすぼらしい」「身分が低い」といった意味で使われています。
「卑しい」と「浅ましい」の違いは?
「卑しい」と同じようなニュアンスで使われてる言葉に、「浅ましい」があるのをご存じですか。「浅ましい」には「品がない」「嘆かわしい」「身分や容姿がみすぼらしい」といった意味があります。
「卑しい」も「浅ましい」も同じようなニュアンスで使われる言葉ですが、「卑しい」は、ある人の考えや行動に対する軽蔑の言葉として用いられるのに対し、「浅ましい」は「卑しい」の意味に加え、情けないという心情やそれに対する驚きも含んでいます。
例えば「彼女は食事の仕方が汚くて卑しい」は「彼女は食事の仕方が汚くて品がない」という意味ですが、「卑しい」を「浅ましい」にすると「彼女は食事の仕方が下品で嘆かわしい」というニュアンスになります。
出典:goo辞書『卑しい(いやしい) の意味』
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%8D%91%E3%81%97%E3%81%84/#jn-15242
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「この人卑しいなぁ」と感じたエピソード
多くの人が「卑しい人」感じるのは一体どのような人なのでしょうか。まずは「この人、卑しいなぁ」と感じてしまったエピソードから紹介します。
もしかしたら、あなたの周りにも、これから紹介するような卑しい人がいるかもしれませんよ。
お花見で人の弁当にがっつくママ友…
「自分たちでお弁当を作ってお花見に行ったんです。でも、あるママ友が『これ、お昼ご飯ね』と菓子パンを1つ子供に渡したんです。その子が『これじゃ足りない』ってぐずっても知らん顔してるから、皆で少しずつお弁当を分けてあげました。そしたら、そのママ友が子供よりがっついてお弁当を食べてて、卑しいなぁと思いました」(31才/女性/事務)
このママ友、普段からレストランに行った時も自分は頼まず、みんなが注文した物から少しずつもらって食べているそう。お弁当持参ならこのようなことはないだろうと思ったようですが、相変わらず人の食事にがっつくという卑しさを見せられて、今後の付き合いを考えているそうですよ。
試食を何回ももらう友達!恥ずかしい!
「買い物がすんだから食事でもって話になったら、友達が『この先の食堂街で試食を食べていこうぜ。腹の足しになるよ』って。普段から『たくさん試食すると腹の足しになる』と言ってる奴なんですが、本当に試食でお腹を満たしているとは思いませんでした。一緒にいて恥ずかしかった」(23才/男性/製造)
こちらの男性の友達は、ときどき節約のために試食をたくさんしてお腹を満たしているとのこと。この男性も話には聞いていたようですが、実際に見たのは初めてで、驚きと恥ずかしさを感じたそうです。
試食は、購入目的のお客がどれを購入するか考えるために設けられているもの。それを食べるだけとなると、卑しさを感じずにはいられませんよね。
私の方があなたの恋人にふさわしいでしょって何?
「職場の同僚に『あなたの恋人、私の方がお似合いだと思うんだ』って言われたんだけど、どういうつもりなんでしょう?前にも同じようなことを言われて、恋人を奪われたんです。それなのに、また人の恋人をとろうとするなんて、あきれてしまいますよね」(27才/女性/コールセンター)
人の恋人を見ると欲しくなるのが、こちらの女性の同僚のような人でしょう。このような人は、たまたま自分が好きになった人の恋人が職場の同僚だったのではなく、職場の同僚の恋人だからこそ手に入れたくなるのでしょうね。
このような人は、誰かから恋人をとっても「悪かった」という気持ちになることはありません。反省するどころか、楽しんで人の恋人をとろうとしているのです。
平気で人を陥れるような嘘をいう
「職場で、俺の方が同僚よりも先に良いポジションに付いたんです。そしたら、嘘ばっかりついて俺のポジションを取ろうとするんですよね。実際のところ、いつも平気で人を陥れるようのことばかり言ってるのを上司も知っているから、問題ないんですけどね」(33才/男性/設計)
この平気で人を陥れるような嘘をつく男性は、こちらのエピソードを紹介してくれた男性と同期入社だそう。
この平気で嘘をつく男性は、自分だけが認められていないと感じ、いつも不平不満を口にしているとのこと。自分が評価されるためなら、平気で人を陥れようとしたり嘘をついたりしているようで、周りの人から卑しい人だと思われているそうですよ。