職場やグループにムードメーカーがいてくれると、場が盛り上がっていいですよね。ムードメーカーはなぜ場を盛り上げられるのでしょうか。今回はムードメーカーの特徴を徹底的にリサーチ!どうして場を盛り上げられる人なのか、その特徴と理由をご紹介します。
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そもそも「ムードメーカー」ってどんな意味?
「あの人は職場のムードメーカー的存在だ」とか「チームのムードメーカーです」などといった言い方はよく耳にしますよね。場を盛り上げるのが上手な人というイメージがありますが、そもそも「ムードメーカー」とはどういう意味なのでしょうか。
そこで、まずはムードメーカーという言葉について解説します。
「ムードメーカー」の意味とは
ムードメーカーには2つの意味があり、ひとつめは「その場にいるだけで、場の空気や雰囲気を好転させる力を持っている人」を指します。
もうひとつはスポーツにおいて用いられる意味で、選手としての技量は決して高くはないものの、その他の能力を活かしてチームに貢献できる人のことです。
例えば、劣勢になった時にメンバーチェンジで投入され、チームの雰囲気を明るいものに変えられる力を持つ選手です。とりわけチームプレーの競技には、必ずいると言っても過言ではありません。
すなわちムードメーカーとは、「集団の主な雰囲気を左右している人物」と言えるでしょう。
「ムードメーカー」の類語といえば
いつも明るく、場を盛り上げられる人を指して使うことが多い「ムードメーカー」ですが、その類語には「中心人物」や「中心的存在」などがあります。他にも「主要人物」や「リーダー的存在」なども類語です。
こうして類語を見てみると、「ムードメーカー」とは周囲の人たちを引っ張る力を持つ人だったり、集団の中心にいる人を指す言葉が多いことがわかります。
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あなたの周りのムードーメーカーを教えて!
あなたの周りにムードメーカーはいますか?ひとくちにムードメーカーと言っても、いろいろな人がいることでしょう。
そこで、実際にどんなムードメーカーがいるのかを語ってもらいました。さっそくご覧ください。
ピリッとした空気を和ませてくれる!
「先輩は、職場のピリッとした空気を和ませるのが上手です。機嫌が悪い上司にもごく普通に接して、いつの間にか笑顔を引き出している。その上、気付いたらみんな一緒に笑っているんですよね。『ムードメーカーってこういう人のことを言うんだな』と初めて知りました」(23歳/男性/銀行員)
職場によっては、私語は一切禁止というところもあるでしょう。また、常に緊張感が漂う職場もあります。
もともとピリッとした雰囲気の職場に機嫌の悪い上司がいるとなれば、さらにピリピリしますよね。そんな空気を上手に和ませてしまうムードメーカーを見たら、感心するのも無理はありません。
いるだけで明るくなる!一緒にいると楽しい
「サークル仲間の友達は、とにかく一緒にいて楽しい存在です。いつも明るくて話題が豊富で、どんな話も面白い。それに彼女はネガティブな発言が一切ないので、皆を自然と前向きにさせていくところがすごいなって思います」(19歳/女性/大学生)
ムードメーカーと呼ばれる人は、とにかく明るくて楽しい人なのが特徴です。そのため、暗い気分になる話はほとんどしないでしょう。
常に明るい話題で面白可笑しく楽しませてくれたら、周囲も自然と明るい気分になりますよね。その結果、「そういえば、私もこんなことがあってね…」と、次々に楽しい話が出てくるのではないでしょうか。
ダジャレには苦笑するけど思わず笑ってしまう
「職場にダジャレをよく言う男性がいます。たいていは苦笑するようなものが多いんですけど、つい笑ってしまうんですよね。「あ、今ウケたよね?ね?」なんてツッコミが入ってくるから、それを聞いた周りの人たちも一緒になって笑っちゃう。これってすごい才能だなあと思います」(24歳/女性/事務職)
確かに、ダジャレには苦笑いするようなものも多いですよね。けれど、周囲の人を巻き込むツッコミトークが楽しいと、自然と職場の雰囲気も和むのではないでしょうか。
また、瞬時に考えないといけないダジャレは、けっこう難しいものです。誰にでもできるわけではない芸当ができることも、ムービーメーカーになる理由と言えますね。
ここぞという時に盛り上げてくれる頼りになる存在
「フットサルの社会人サークルに入っています。チームにはムードメーカー的存在の人がいて、ここぞという時は必ず盛り上げるんです。それに、皆を盛り上げる時は入りたての僕も必ず仲間に入れてくれる。それがうれしくて、とても頼りになる存在です」(23歳/男性/会社員)
学校を卒業して社会人になると、どうしても運動をする機会が減りますよね。そのため、近年は学生時代に運動していた人が集まるスポーツサークルが人気です。
ただし人数の多いサークルに入ると、慣れるまでは居心地悪く感じることもあるでしょう。そんな時、ムードメーカーが構ってくれたおかげでみんなに溶け込めたらうれしいですよね。