自己評価が低い人の心理と特徴
では、どのような特徴や考え方の「癖」をもっていれば、自己評価が低い人間だと言えるのでしょうか?
ここでは、自己評価が低い人の心理や特徴について解説していきます。ご自身に当てはまっているかどうか、ぜひチェックしてみてくださいね。
根本的にネガティブ
生まれつき後ろ向きな性格をしている人もいれば、環境的な要因によってマイナス思考の癖を身に付けてしまう人もいます。
いずれにせよ、こうしたネガティブな人は、常に物事の良い面ではなく悪い面にばかり気がとられてしまうもの。
他人から10回褒められたとしても、たった1回だけ否定的なことを言われるとそのことで頭の中がいっぱいになり、「やっぱり自分はダメな人間なんだ」と極端で偏った考え方をしてしまうのです。
褒められ慣れていない
謙遜という日本ならではの文化が、低い自己評価の原因となることも。最近では人前で身内のことを堂々と褒める人も増えてきていますよね。
ですが、以前は他人に我が子や配偶者を褒められると「いえいえ、そんなことはありませんよ」と謙遜しなければならない風潮が存在していました。
こうした「謙遜文化」にどっぷり浸かって育つと、人から褒められてもそれを素直に受け取ることができないのです。
また、小さい頃に褒められる機会が極端に少なかった人は、大人になって誰かに褒められても「お世辞に違いない」「嫌味を言われているのかもしれない」と勘ぐってしまいがち。
他人に嫌われることを異常に恐れている
自己評価が低い人は自分を自分で肯定し、愛することができないため、それを他人からの愛や賞賛で補おうとします。
つまり、自分ではなく他人の物差しで生きているのです。自己評価が低い人は他人から愛され受け入れられること、評価されることに固執します。
誰かに嫌われたり批判されることは、その人にとって何としてでも避けたいこと。だからこそ、他人に嫌われないように異常なほど気を使ったり、常に周囲の顔色を伺って行動します。
他人にどう思われるかが気になって自分の考えを述べることができず、自分の気持ちを押し殺したり、自己主張をまったくしないというのも自己評価が低い人ならではでしょう。
他人に否定される経験が多かった
親や教師に否定されることが多かったり、同級生からいじめを受けていたりすると、そのトラウマで自己評価が低くなってしまうこともあります。
「他人が言うように自分はダメな人間なのだ」と、思い込まされてしまうのです。また、幼少期や思春期の多感なときに他人に容姿や声などをからかわれると、大人になって素敵に成長したとしても自分に自信がもてず、自尊心は低いままになるでしょう。
強いコンプレックスがある
健全な自己肯定感を持っていた人であっても、受験の失敗や就活の失敗、失恋などの挫折を経験することで、自信を失って低い自己評価になることもよくあります。
また、兄弟姉妹など身近なところに自分よりも優れた人がいて、いつもその人と比べられるような環境で育つと、自己評価が低くなる原因に…。
強いコンプレックスが植え付けられることで、自分は愛される価値がない人間だと思い込んでしまうのです。
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