自己表現が苦手になってしまう原因
実は、自己表現が苦手になってしまう原因には、幾つかのきっかけやトラウマ、考え方のクセがあるようです。そのきっかけやトラウマを克服したり、考え方を改善できれば、自己表現に対する心理的なハードルが一気に低くなる可能性も高いですよ。
自己表現のテクニックを学ぶことも大切ですが、まずは「自分がなぜこうなってしまったのか」を分析してみましょう。
過去に失敗した事がトラウマになっている
過去に大きな失敗をした経験がトラウマになっている人は、自己表現が苦手になってしまう傾向があります。特に、人前で恥をかいたという場合にはトラウマの程度も深くなってしまうでしょう。
しかし、失敗は挑戦した人間しか経験することのできないことです。少なくとも、過去のあなたは自分なりに挑戦したということ。まずは「挑戦した事実」に誇りを持っていいのではないでしょうか。
多くの人は挑戦もしないまま、他人の失敗を嘲笑しているだけで人生が過ぎていきます。失敗したことを二度と繰り返さなければ、必ず次のステージに進んでいけますよ。
他人の目や評価を気にしてしまう
何か物事をするときには、少なからず他人の目や評価を気にしてしまいますよね。せっかく何かやるならば、いい評価が欲しいと思うのは人間の性でしょう。
しかし、自信満々で表現したものがあまり評価されず、適当にやったおまけのほうが高く評価されてしまうこともあります。「あんなに一生懸命やったものが評価されないなんて」と深く凹んでしまうと、立ち直るのが難しくなってしまうことも。
しかし、他人の目や評価が得られなくとも、自分の考えを発信していくことには、それだけで十分に価値があります。まずは他人の事を忘れて、自分なりの自己表現に集中してもいいのではないでしょうか。
全てに正解があると思っている
「世の中の出来事にすべて正解がある」と思っているタイプの人も自己表現が苦手になってしまいます。「あることを表現するためには特定の方法しかなくて、それができない自分は表現する資格がない」という、極端な考え方をしてしまうからです。
しかし、世の中の出来事は数学とは異なり、絶対的な正解はほとんどありません。意外と適当な感覚で回っている部分も多いのです。
自分なりに表現したいと思うことがあるのであれば、とりあえず表に出してみることが大切ですよ。一人でも面白いと思ってくれる人がいれば、自己表現の1つとして十分に価値があります。
理想が大きすぎる
理想が大きすぎる人も、自己表現が苦手になってしまう傾向があります。
自分の考えていることを完璧に表現できるようになるまでには、多くのトレーニングが必要です。その過程を人に見せずに、完璧なものだけを世間に出そうとする完璧主義な人は、なかなか成長することができません。なぜなら、表現とは他人の目や批判にさらされて成長していくものだからです。
思い通りのものが表現できずにもどかしくても、時には未完成の状態で自分を表現していくことが、上手な自己表現につながっていくでしょう。
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