自己表現が苦手な人の特徴や原因を徹底解説！自己表現する方法も！

ここからは自己表現に関する経験談をご紹介します。いつもグループの中心にいてハキハキと自分の考えを述べる人、普段はおとなしいけれどセンスあるイラストを描く人など、自己表現が上手な人にはさまざまなタイプがいますよね。

しかし、傍から見る印象と、本人たちの意識が異なっていることもあります。たとえば、一見自己表現が上手な人が「自分は自己表現が上手」と思っていないことも。さまざまな立場の人たちの、自己表現に関する考え方について学んでみてくださいね。

「そもそも自己表現の仕方がわからない」

「会社の人に『君は何を考えているか分からない』と叱られたことがあります。自分なりに考えていることもあるんですが、そもそも自己表現の仕方が分からなくて。『何も考えていないヤツ』と思われていることに心が沈みます」（24歳/男性/営業職）という人がいます。

考えていることや言いたいことがあるのに、上手く表現する方法を知らないせいで、周囲から誤解を受けてしまう人も。特に会話が重視されるコミュニティーでは、口下手な人は苦労する傾向があるでしょう。

「自分らしさは出せてると思うので…」

「自己表現ってほど高尚なものではないですが、自分らしさはある程度出せていると思うので、特に困っていません。自分以外の人が作品などで自己表現しているのを見るのも好きですよ」（29歳/女性/美容関係）という意見もあります。

そもそも自己表現が得意な人にとっては、あまり悩みのタネにならないことも。また、自己表現が得意な人は、他の人の自己表現を見るのも好きなようです。他の人のセンスを取り入れて、自分のセンスを磨くための参考にしている人も多いですよ。

「自己表現が上手な人に憧れる」

「日常生活に困らない程度には自分の意見を言えているので、そんなにストレスもありません。でも、自己表現が得意な人の様子を見ていると、『こんな風に自分の気持を表現できたら楽しそう』と密かに憧れます」（25歳/男性/医療職）という人もいます。

自分らしさを出しつつ、人と潤滑にコミュニケーションを取れていれば、そんなに大きな不安にかられることはないでしょう。しかし、他人への憧れを感じているということは、次なるステップを目指したいことの現れでもあります。

さらなる自己表現の方法を身につけると、もっと自分らしい人生を送れるかもしれませんね。

「『自己表現』と『自己主張』の境目が難しい」

「『自分のことを知って欲しい』と思って、いろんなイベントなどに参加していたら、「あなたは自己主張が強すぎる」とコメントを貰ったことが。独りよがりになっていたのかと、反省しました」（25歳/女性/アート関係）という意見もあります。

自分を表現したいという気持ちの先には、たくさんの人に自分を知って欲しい、理解して欲しいという気持ちが待っています。しかし、すべての人が自分の気持ちを100％喜んで受け入れてくれるわけではありません。独りよがりになっていないか、時々反省する必要があるでしょう。

「普通にしてるのに、自己表現上手って褒められる」

「自分としては普通にしているつもりなんですが、たまに上司から『自己表現が上手だね』って褒められます。褒められること自体はとても嬉しいのですが、どのあたりを褒められているのかイマイチまだ理解できていません」（22歳/男性/デザイン）という人も。

小さい頃から自分を表現する機会があった人にとっては、改めて「自己表現」という言葉を使われると、「なんのこっちゃ？」とイマイチ理解できない様子。

自分を上手に表現できるようになるためには、トレーニングが必要です。小さな頃にそれらの経験を積める環境にいられたことは、とても幸せなことでしょう。

「自分の考えに価値なんてない」

「自分の考えにあまり価値を見いだせないので、自己表現をしたいと思ったことがあまりありません。発信力の強い人と意見を揃えておけば、そんなに外れることもないですし。今後、気持ちが変化するのかもしれませんね」（27歳/女性/金融業）という意見も。

自分の考えていることに自信が持てない人の場合、自己表現する意義を見いだせないことがあります。しかし、一人の人間として何かしら考えていることがある以上、いつかは自分の気持ちを人に分かって欲しいと思う日が来るかもしれません。

「自分の考えに価値なんてない」と卑屈にならずに、いつか来るその日まで、大切に温めておくといいでしょう。