まずは「虚無感」について知ろう
虚無感に襲われる時、気持ちが晴れない上に、卑屈ともいえることばかり考える人が多いもの。自分に対しても周りに対しても、冷めた見方をしてしまうこともあって、なかなか素直な気持ちを持つことができません。
今回は、虚無感という感覚についてご紹介していきます。どんな時に虚無感を感じるのか、また、虚無感を感じる原因は何なのか…。虚無感から脱したい人が参考にできる、解消方法もご紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。
「虚無感」の意味
「虚無感」とは、全てがむなしく感じることを意味しています。何に対しても、意味や価値を感じられず、時には自分自身にさえ価値を感じられません。
虚無という言葉自体が、「何もない」「何も意味(価値)がない」「空っぽ」という意味なので、まさにそれらを抱えた感覚が、虚無感を感じている状態と言えます。
虚無感に襲われている人は、希望も感じられず、鬱屈とした感情に支配されているのです。
「虚無感」の類義語
虚無感の類義語には、「空虚」「虚脱感」「無気力」「喪失感」などがあげられます。それぞれの意味に違いはありますが、虚無感を含めて共通する部分は、「無」です。
何もない、やる気がでない、空っぽの状態である…など、人間の持つ「無」を示す言葉ばかり。実際、虚無感に襲われるという状況の中で、これらの類義語も当てはまるという人だっているはずです。
「虚無感」の対義語
虚無感の対義語はどうでしょう。イメージとして、虚無感は陰のイメージが強いので、対義語には陽となる言葉を連想しますよね。
虚無感の対義語には、「満足感」「充足感」「達成感」などが挙げられます。「無」の象徴である虚無感に対して、何事にも実感を得られて満足している状態ばかりです。
虚無感を感じる人からしてみれば、羨ましくもある言葉となるでしょう。また、羨ましいからこそ、余計に虚無感を強めさせてしまう言葉でもあります。
「虚無感」の特性
虚無感とは、ただ全てのことに意味を感じないだけではなく、特有の洗脳めいた感覚が生まれます。例えば「何をやっても報われない、それなら頑張ったって意味がない」というように、次々と虚無の連鎖を生み出してしまうのです。
一人で抱える虚無感は、人に対して打ち明けるケースも少なく、最終的に自分の存在価値にまで疑問を感じた時に、誰にも助けを求められなくなってしまいます。
先に挙げた、類語の「虚脱感」や「喪失感」などは、周囲も気付きやすいものですが、虚脱感の場合はそうではありません。一人で思い詰める分、誰かが自然と気付くということが出来ないので、とことん思い詰めてしまう前に、虚無感から脱することが必要になってくるのです。
出典:goo辞書『虚無(きょむ) の意味』
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E8%99%9A%E7%84%A1/#jn-57994
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