昔の「良妻賢母」の条件
まずは、昔の時代の良妻賢母の条件をご紹介していきます。後ほど、「現代の良妻賢母の条件」もご紹介していきますので、一昔前の時代の良妻賢母の特徴と、社会で活躍する現代の良妻賢母の特徴を、それぞれ比べてみてくださいね。
夫に敬語で接する
昔の女性は、男性が一家の主だという意識が強い人が多く、それゆえに夫に対して敬語で話す人が少なくありませんでした。「夫が稼ぎ、妻が家を守る」という古い時代の男性を立てる考え方も影響があると言えるでしょう。
そうして夫のために尽くす妻が、良き妻だという時代だったのです。
家事や育児はすべてこなす
現代は共働き世帯が多くなってきているため、家事も育児も夫婦で分担する家庭が多いのではないでしょうか。
しかし昔は、夫が稼ぎ妻が家庭を守るというのが主流です。仕事で疲れている夫に家事や育児を頼むということは、ほとんどなかったと言えるでしょう。
妻は夫をサポートするための支えとなり、子供は家にいる自分が責任を持って育てる、それが昔の良妻賢母なのです。
夫には反抗しない
いくら夫に尽くす時代だったとは言え、昔の女性たちが夫に対して、怒りや不満の感情が全くなかったとは考えにくいですよね。そこで不満や愚痴を夫に直接訴えるのか、グッと自分の中で飲み込むのか、それが現代の女性との違いと言えるかもしれません。
昔の良妻賢母の定義であれば、どんなに怒りや悩みがあっても、夫に対しては絶対に言わないのです。それには、外で仕事をして稼いできてくれる夫が家の中では一番偉いのだという、夫を立てる考え方も影響しているのでしょう。
夫に対しての感謝や尊敬から、夫に反抗的な態度を示すことはせず、ひたすら夫を支えるのが、昔の良妻賢母の特徴です。
夫の帰宅をいつまでも待つ
現代ではフルタイムで仕事をする女性も多く、ゆえに夫婦間で生活リズムが異なっている夫婦もたくさんいます。なので、夜遅くに帰宅する夫を待たずに、自分の健康のために先に就寝するという女性は多いでしょう。
しかし昔の夫婦は、夫が外に出て妻は家を守るという役割分担が主流でした。なので、夫の帰宅がどんなに遅くなろうとも、夫の帰りを待ち、食事を用意して、仕事で疲れている夫をサポートする、それが良妻とされていたのです。
夫のことを我が身のように心配し支える、そんな女性が多かったのでしょうね。
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