内省的な人の特徴《態度》
一概には言えませんが、内省的な人は他人や物事に対して共通した態度をとることがあります。今回は、内省的な人の特徴的な態度について、いくつか代表的なものをご紹介していきましょう。
謙虚
謙虚な人は、自分が褒められたり評価をされても思いあがらず、横柄な態度をとることもありません。他の人に対しても客観的な視点や尊敬の精神が根付いているので、馬鹿にしたり見下すということがないのです。
もともと日本人は謙虚な人がとても多いですね。謙虚が行き過ぎると卑屈になってしまいますが、謙虚な人は協調性もあるので、コミュニティーにおいては好かれることが多い性質とも言えます。
内省的な人には「目標を達成したい」「成長したい」という向上心があり、多少の評価によっておごることはありません。その態度が、すなわち謙虚です。ただし、ネガティブな一面もあるので、「まだ十分じゃない」「大したことじゃない」と自己肯定感を下げて卑屈になることもあるでしょう。
真面目
仕事に対する責任感が強かったり、約束を破らなかったり、しっかりルールを守る人のことを「真面目」と言います。手を抜かずに入念に準備をしたり向上心が強い点などは、内省的な人の特徴によく当てはまると言えるでしょう。
その真面目さは、長所としてとられることが多いです。ですが、場合によっては正義感が強すぎたり、真面目であるがゆえに一人で深く悩んでしまうこともあります。真面目な人は「融通が効かない」と思われることもありますが、実は繊細な心の持ち主でもあるのですね。
共感力が強い
内省的な人は、自分の内側にエネルギーを向けるタイプであるがゆえに、「自分ばかりを大事にする」「自己中心的なのではないか?」と勘違いされることがよくあります。
確かに内省的な人は自分のことを大切にしています。他の人よりも物事を考えることに多くの時間を使っており、そのプロセスが大切なことも知っています。だからこそ、他人の意見や考え事などにもリスペクトがあるのです。
そのため、何か悩みを抱えていたり困っている人に対して、「こうしてみたらどうかな?」とアドバイスすることもあるでしょう。物事に向き合うことに長けているので、他人に対しての向き合い方も知っており、共感力も優れていると言えます。
冷静
内省的な人が何事にも落ち着いて冷静に対処できるのは、どんな時にも「まずは考えてみる」というプロセスを経ることを習慣づけているためです。
誰にでも不測の事態は発生するもの。内省的な人であっても、思いがけないことが起きれば心の中では慌てることもあるでしょう。一度慌ててしまうと、人は冷静さを失います。それによって、結果的に正しい判断が難しくなると知っているので、冷静さを保つように努めるのです。
特に責任のある立場にいる人は、自分の言動や態度が周りの人に及ぼす影響についても熟知しています。さらなる動揺を生み出さないためにも、冷静さを保つことができるのは、物事の一歩先を考えられる人の特徴だと言えるでしょう。
向上心がある
内省的な人は、コツコツと努力を続けることを苦にしません。自分に対して厳しい目を向けながら自問自答しているので、周りから評価されても満足することはないでしょう。
内省的な人はネガティブになることも多いですが、努力することに関してはポジティブさを発揮します。努力することは、自分に自信をつけることにつながります。それを理解しているからこそ、甘えずに行動し続けることができるのです。
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