内省的な人の特徴《性格》
内省的な人の性格には、ポジティブな側面もあればネガティブな側面もあります。それはつまり、自分をよく知ることがあらゆる可能性を見出すことに繋がる一方、自分の弱点や恐怖などを再確認する行為であるからに他なりません。
では、内省的な人の性格における特徴について詳しく見ていきましょう。
自分に厳しい
自分のことを知るという行為は、自分を高めたり守ることに繋がります。自分のことを大事に思うからこそ、自分自身と向き合う必要があることを自覚しているとも言えるでしょう。自分に厳しくすることも、その一つです。
例えば、目標に向かって突き進んでいるときには、困難な状況に直面することもあるでしょう。「怠けたい」「やめてしまいたい」と感じることは誰にでもあります。ですが、内省的な人が自分に厳しくいられるのは、怠けた結果が後悔に繋がることを知っているためです。
内省的な人は、甘えや怠けによって現実から逃げることはありません。自分が無理をしすぎるような過度なストイックさはなくとも、周りの人から見れば十分にストイックな生き方をしているように見えるでしょう。
自分を分析するのが上手
内省的な人が自分をよく理解している、あるいは理解しようと努めていることは言うまでもありませんね。ですが、理解するまでにはもう一つのプロセスが必要となります。それは「自己分析」です。
例えば、就活などで最初に行われる「自己分析」は、自分自身のバックグランド、つまり過去の出来事や経験などを具体的に振り返り、それらが自分にどのような影響を与えたのかを分析するもの。この作業によって、自分自身の特徴や強みを明らかにすることができます。
自分を分析することによって、私たちはようやく自分を理解するための入り口に立ちます。自己分析は、慣れていないと最初はどのようにしていいのか分からないことも多いです。その点、内省的な人は自己分析能力が優れていると言えるでしょう。
自分に自信がない
人が内省的になるのには理由があります。それは、今の自分に満足していなかったり、成長しなければいけないと感じるためです。内省的な人は、もともとあまり自分に自信がない人が多いようです。
一方で、内省的な思考を続けていくことで、ますます自信を無くしていくこともあります。過去を振り返って自分の弱さなどと向き合ったときに、「自分はダメなんだ」と強く自覚しすぎて自信を無くしてしまうこともあるようです。
また、内省的な人は、物事をじっくり考える性格です。そのため、計画などを立てる時にも綿密に計算します。それは、勇気や自信のなさを補うためとも言えるでしょう。逆に勇気や自信のある人は、時に大胆な行動を取ることができるものです。
不安を覚えやすい
内省的な人は、「しっかりしていて、大人なイメージ」など、かなり自立しているイメージがあります。ですが、精神的な弱さや繊細さを合わせ持っているのも、内省的な人の性格の特徴です。
自分が理解していることや計画していることに対して、内省的な人はある程度の自信を持って取り組むことができます。ですが、知らないこと、つまり不確定な要素に対しては、臆病になったり不安になってしまうこともあるようです。
不安を強く感じるということは、裏を返せば危機回避能力が高いということでもあります。悪いことではありませんが、「できない」と感じたら動くことができないので、自分自身の限界を決めてしまいやすいというデメリットが生じるのです。
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