足を伸ばすために効果的なストレッチ
猫背を治すストレッチ
「足を長くしたいのに上半身のストレッチって効果があるの?」と思うかもしれませんが、前の項目でも説明したように猫背はスタイルそのものが悪く見える原因のひとつ。足を伸ばすためにも、一緒に改善していくのが良いですよ。
猫背の人は肩周りがこり固まっていることが多いので、背中と脇を伸ばすストレッチをしましょう。四つんばいになって、右手をひじを伸ばした状態で左手の延長線上の遠くについて息を吸います。続いて、息を吐きながら重心を右に移動し、右手を外に開くように回転させ、そのまま30秒その姿勢を維持します。反対側も同じ要領で行ってください。
O脚改善のストレッチ
O脚は両脚が外側に向けて曲がっている状態なので、足の内側に筋肉をつけることでまっすぐな足に戻りやすくなります。そこで、足の内側を鍛える簡単な筋トレをご紹介します。
椅子に座って足をぴったりとくっつけます。次に、両手を膝の内側にあてて膝を開くように力を入れましょう。足は手とは反対に、膝を閉じるように力を入れてください。この状態で20秒キープします。
この動きを合計3セット行いましょう!比較的簡単にできてO脚を改善の効果が期待できるので、足を伸ばすためにぜひ続けてみてください。
ヒップアップするストレッチ
まず、床に座り両足をそろえて伸ばします。その姿勢でお尻を床につけたまま、左右の足を交互に前に出すように動かして前進しましょう。左右それぞれ5歩ずつ進んで5歩戻ります。この動きを10セット繰り返してください。足を伸ばす効果が期待できるこのストレッチは、ベッドやソファーの上ではなく床の上など、安定した平らな場所で行いましょう。
もうひとつ、お尻の筋肉に効くストレッチをご紹介します。仰向けになって両足をそろえて膝を立ててお尻を上げます。膝から肩までが一直線になるようにしましょう。そこからお尻を下ろしていき、床につく前に再びお尻を上げます。この動きを20から30回くり返し、最後にお尻を上げた状態で10秒キープします。
お尻を上げすぎるとお尻の筋肉が伸びないため、膝から肩までが一直線になる位置より高くならないことがポイントです。また、ストレッチ中に膝が開かないように注意しましょう。
太もものストレッチ
足が引き締まっていれば足が長く見えますよね。中でも、脂肪がつきやすい太もものストレッチをすれば細見え効果が期待できます。また、足が短く見える原因のむくみの解消にもつながるという嬉しいメリットも!そんな、太もものストレッチ方法を見ていきましょう。
正座するように片膝を曲げて座り、そのまま仰向けになってください。この時、太ももの前側が伸びているはずです。太ももを伸ばす状態を20秒キープしたら、反対の太ももを同じように伸ばしていきます。慣れてきたら立った状態で行ってもOK。
次に、両足を閉じた状態で前に伸ばして床に座ります。つま先を自分のほうに向け、ふくらはぎをストレッチします。ふくらはぎが伸びているのを感じながら10秒キープしてください。
足を引き締めるストレッチ
少しでも足を長く見せるには縦と横の比率も重要です。足を細く引き締めれば縦のラインが強調されるので、その分足が長く見えます。中でも、足を伸ばすには露出することが多いふくらはぎのカタチがポイント。
理想的なふくらはぎのカタチは、足首に近い部分がキュっと引き締まり、筋肉の盛り上がりが上のほうに位置します。これは、筋肉の盛り上がっている部分が上のほうにあるほど膝から下の長さが長く見えるためです。ふくらはぎを引き締めるストレッチも取り入れるようにしましょう。
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