年上にジェネレーションギャップを感じた瞬間
まずは、年下が年上にジェネレーションギャップを感じた瞬間です。「ゆとり世代」「さとり世代」などと呼ばれる若者は、一世代前の人のように情熱的に生きるということが少ないかもしれませんね。
そして、トレンド意識が強いので、古臭いものを受け入れることにも抵抗があるようです。年上のやる事なす事「古臭い」「ダサい」と思う若者もいるでしょう。具体的にはどんなジェネレーションギャップを感じるのか、さっそくみていきます。
セルフレジを嫌がっている先輩を見た時
「混んでるんだからセルフレジを使えばいいのに、頑なに有人レジに並ぶ先輩。理由を聞いてみたら『客なのに自分でやるの嫌だ』って…。時代に乗れていない感じが強かった」(25歳/男性/飲食業)
「セルフレジを使ったはいいけどテンパってしてまって、結局お店の人を呼ぶ羽目になる年上の人をよく見かけます。最初から抵抗を持ち過ぎてれば、出来るものも出来ないんじゃないかって思う」(24歳/女性/事務職)
今では珍しくもないセルフレジ。この便利なシステムを使いこなせる若者に対して、一世代前の人には抵抗があるようです。セルフレジを当然のように使う若者を見て、ジェネレーションギャップを感じる人もいるはず。
機械を使いこなせる自信がない、客の立場なのになんでセルフでやらなければいけないのか…。こういった理由から、セルフレジには馴染めないようですね。使っていくうちに慣れてくるはずですが、最初の一歩がいまいち踏み出せないのでしょう。
「ズック」って何…?
「上司から『そのズック、歩きやすそうでいいね』と言われた時、ズックって何…?状態に。話の流れからして靴だとわかったけど、正直その流れじゃなきゃわからなかったと思う」(25歳/男性/会社員)
「『お店の棚卸にはズックで来るように』と言われたけど、ズックって…?とポカンとしてしまった。ネットで検索してやっと理解した。普通に分からない…」(23歳/女性/接客業)
粗い麻布を意味するズック。元々は「doek」というオランダ語から来ているものですが、靴や鞄など、麻でできたものを、一昔前はズックと呼びました。最近では、厚手の綿製のものもズックと呼ぶようになりはしましたが、若者には通じないでしょう。
ズックと同じ意味で表す靴は、現代ではスニーカーが基本。ズックを方言や英語と勘違いしている若者は、結構多いようですね。
理解できないオヤジギャグの連発
「何かというとオヤジギャグの連発をする上司。自分ではウケてると思ってるんだろうけど、古いし面白くないし、正直引いて見てる」(24歳/男性/公務員)
「自分の父親が、ことあるごとにオヤジギャグを連発する。父親の世代ではウケてるんだろうけど、自分からしたら、もはや何を言っているのかちっともわからない」(23歳/女性/学生)
場の空気を和ませようとオヤジギャグを頑張る人はいますが、それも相手の世代によっては通じるとは限りません。むしろ、古いものでしかないオヤジギャグに困惑し、そこにジェネレーションギャップを感じる若者も多いでしょう。
また、オヤジギャグに不用意に下ネタを盛り込んでしまうと、セクハラの対象にもなってしまうので、要注意。若者に昔の悪ノリが通じるとは思わないようにしましょう。
頭が堅くてジェネレーションギャップを感じる!
「とにかく頭がかたい。『ゆとり世代は…』ってうるさく言う人に限って、石頭が多い気がする。少しの譲歩も出来ない年上は、昭和世代だと思ってる」(26歳/男性/会社員)
「今どき当たり前のことを年上の人に反対された時には、ジェネレーションギャップを感じる。服装だったり門限だったり。時代は変わったんだよ!って叫びたくなる」(23歳/女性/フリーター)
男性にしても女性にしても、粛々とした時代を生きてきた人は、自由過ぎる風潮をだらしないと考えることがあります。たとえ理不尽だと感じても、締めてこのまま進めるしかないと思えば抵抗せずにあっさり締める、といった考えなので、どうしても頭が固くなってしまうようです。
自由と平等を謳う現代では、昔は当たり前だったことも、ジェネレーションギャップを感じる原因になるのかもしれません。
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