根に持つ人の心理が知りたい!
常に不安な状態
「自分に自信が持てない」の項目で解説しましたが、根に持つ人は常に不安な心理状態です。誰にでも、不安な気持ちは多かれ少なかれありますよね。しかし、根に持つ人は常に不安で、心が休まるときがありません。
何か一つ不安ごとが解消しても、またすぐ次の不安が出てくる…。根に持つ人の心理は、常に不安のローテーションです。安心できる状態になっても、心の引き出しから別の根に持っていることを、引っ張り出してきてしまいます。
根に持つ思考回路が定着してしまっている人は、不安がないと不安という心理状態に陥ってしまっていることも。不安でいることに慣れすぎてそれが当たり前になってしまい、安心できる状態は落ち着かないのです。
被害者意識が強い
根に持つ人の心理として、被害者意識が強いことがあげられます。「私は悪くないのに」と思いながら、相手のことを恨んでいるのです。
根に持つ人は、自分に非があることはあまり思い出しません。相手が悪いと思えることだけ、いつまでも根に持ちます。なぜなら、自分が被害者だと思っていれば、自分で自分のことを可哀想だと思うことができるためです。
根に持つ人は、自分が被害者なら、相手を思う存分恨むことができると考えます。100%相手が悪い、自分は悪くないと思い込むことで、いつまでもしつこく恨み続けることができるのです。
自分の評価を下げたくない
根に持つ人は自分に自信が持てず、常に不安な心理状態であると解説しました。そのため劣等感も非常に強く、自分の評価を下げたくないという心理があるのです。
ただでさえ劣等感が強いのに、少しでも自分を悪く思うような素振りを他人に見せられたら、必要以上に気にしてしまいます。悪く思われたくないという気持ちと、評価を下げたくないという気持ちは、根に持つ人の中でイコールなのです。
「次からは気をつけよう」という気持ちもありますが、一つのミスをいつまでも気にします。そして、ミスに関わった人の態度を、いつまでも根に持つことになるのです。
他人と衝突したくない
根に持つ人は、怒りの感情を押し殺していることを解説しました。多くの人は「角が立たないように、上手に伝えたらいいのでは」と考えますが、根に持つ人は基本的にコミュニケーションが苦手です。
「自分が不愉快になったことを伝えたら、衝突してしまうのではないか」や「本音を言ったら嫌われてしまうに違いない」と考えるため、気に食わないことがあっても表面には出しません。
他人と衝突したくないために、腹が立つことも悲しいことも、我慢してしまうのです。それが自分の中で消化しきれないため、根に持つことになります。
自分の事をわかって欲しい
根に持つ人の内心はともかく、その場で言わずに心の中で嫌な思いをしているだけなら、周りの人はわかりませんよね。しかしなぜ、根に持つ人だとバレてしまうのでしょうか。
根に持つ人は、後になって他の人に愚痴ってしまったり、他の出来事があったときに「あのときはさ…」と過去の話を恨みがましくしはじめます。そのため、周りに「根に持つ人なんだ」と思われるのです。
ずっと黙っていられない理由は、自分のモヤモヤしている気持ちを聞いてほしいという心理から来ます。過去のことならチクっと嫌味を言っても大丈夫だろうと思ってしまうほど、根に持っている気持ちが抑えられない状態です。
疲れたり落ち込んだりしている
元々根に持つ性格の人だけではなく、普段は気にしないタイプの人でも、心理状態によっては根に持ってしまうことがあります。それは、疲れたり落ち込んだりしている状態のときです。
頑張りすぎてギリギリの精神状態になっているときに、無神経な言葉をかけられたら、誰しもイラっとしてしまいますよね。仕事で忙しいときや恋愛で傷ついているときなどに、「今そんな言い方しなくても」と思ったことはありませんか?
心当たりのある人は、疲れたり落ち込んだりしているときは、根に持ちやすい心理状態になっているということです。「今は仕方ないや」と考え、自分を癒すことに集中しましょう。
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