根に持つ人の特徴とは《後編》
神経質
根に持つ人の性格的な特徴として、神経質であることがあげられます。普通の人は気にしなかったりすぐ忘れてしまうような細かいことでも、神経質な人は気になってしまうものです。
「神経質」の意味に注意しましょう。神経質は、ただ細かいだけではなく、細かいことを気に病んでしまうという意味です。気に病んでしまうため、いつまでも忘れられず、根に持つことになってしまいます。気に病みすぎて病気になってしまうことも…。
元々神経質な場合もありますし、状況により一時的に神経質になってしまう場合もあります。普段はおおらかな人でも、カリカリしている様子のときは注意した方が良いでしょう。
良い事よりも悪い事が記憶に残りやすい
根に持つ人の特徴として、良いことよりも悪いことが記憶に残りやすいことがあげられます。例えば、人に助けてもらったこと、手を貸してもらったことなど良いことは、忘れてはいませんが滅多に思い出しません。
しかし、「面倒な仕事を押し付けられた」や「あの人のせいで残業になった」など、細かいことでも悪いことがよく記憶に残っており、すぐ思い出します。そして思い出すたびに、イライラした気持ちになっているのです。
人の言動の細かいことをいつまでも覚えている
神経質な上、悪いことが記憶に残りやすい根に持つ人は、大きな出来事だけでなく、人の言動の細かいこともいつまでも覚えています。「あなたはあのときこう言っていたよね!」と、自分では忘れてしまったような発言を覚えている相手は、根に持つ人の可能性があるでしょう。
少し傷ついた、少しムッとした…。相手の細かい発言を覚えているのは、その場で怒りの感情を押し殺したことが原因です。「どうしてそんなことを言うの?どういう意味?」と思っても、発言した人には聞けず、モヤモヤしています。
当たり障りのないコミュニケーションが不得意
根に持つ人は、当たり障りのないコミュニケーションが得意ではありません。元々コミュニケーション自体が苦手で、人の顔色を必要以上に伺ってしまうのです。そのため、他愛のない会話をしているときに、相手がふと言った言葉を深読みしてしまいます。
コミュニケーションが苦手な性格でも、親しい相手なら「どういう意味?」と聞くことができますよね。しかし浅い付き合いの相手だと「嫌味かな…」と思っても表面上は普通を装うため、いつまでも忘れることができず、根に持つことになってしまいます。
自分に自信が持てない
自分に自信が持てない人は、根に持つようになってしまいます。相手の発言を深読みしたり、コミュニケーションが苦手という行動は、自分に自信がないという性格に由来しているためです。
自分に自信があれば、必要以上に不安を感じません。しかし自信がないと、不安を感じやすいのです。怒りやイライラは、不安から来るものですよね。
常に不安を持って人と接していると、細かいことやふとした発言をマイナスに受け取り、被害妄想ともいえる解釈をしてしまいます。嫌われることが怖い、呆れられたくないという気持ちから、表面上は何ともないような顔を装うのです。
人に期待して他人任せ
根に持つ人は、周囲の人に期待して他人任せにしがちです。コミュニケーションが苦手なため、「言わなくてもわかってくれるはず」という期待を抱いてしまいます。しかし、他人はそこまでに親切ではありません。言わなければわからないことは多いですし、そもそも言われないことまでわかる義理はないのです。
自分で説明すべきことを放棄し、一方的に他人に期待しても、裏切られるだけですよね。しかし根に持つ人はそれが理解できず、勝手に「裏切られた」と傷つき根に持ちます。
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