「いじらしい」の使い方を紹介!
「一生懸命頑張る姿がいじらしい」
か弱い人が一つの物事を投げ出すことなく一生懸命頑張る姿に胸を打たれた、というような場面の例文ですね。先ほど紹介した「いじらしい」の意味でも「一生懸命になっている様子が…」とありますから、一番想像しやすい使い方ではないでしょうか。
上の立場の人が頑張っている姿にも胸を打たれるものですが、「いじらしい」はあくまで自分より弱い人・下の立場にある人に対して使います。誰にでも使わないように注意してくださいね。
仲の良い友達の間柄ならまだしも、職場の上司に対して「いじらしい」と言ってしまうと悪い印象を与えてしまいます。
「あの女性はいじらしくて可愛い人だ」
男性が女性に対して愛しさや可愛さを感じている場面での例文です。これは彼氏・彼女の関係ではもちろん、同僚や友達関係でも十分あり得ます。
恋愛感情がなくとも、男性に対して「可愛い人だな」「母性本能がくすぐられるような愛おしさがある人だな」と感じることがありますよね。男性も同じように、恋愛感情を抱いていない女性をいじらしいと感じることがあるんです。
自分よりも年齢が下、または立場が下の場合であればなおさら、女性を「いじらしくて可愛い」と思いやすいですよ。
「子どものいじらしい様子に涙がこぼれた」
幼い子どもが自分ひとりで何かを成し遂げようと努力している姿を見て涙がこぼれた、という場面で使われる例文です。
想像しやすいものとしては「かけっこの最中に転んでしまったけど、泣くのを我慢して走りきろうとしている姿を見て…」「引っ込み思案だった我が子がクラスの代表になっているのを見て…」などですね。
子どもは周りの大人が思っているよりもあっという間に成長します。自分の子どもであれば、成長を感じた瞬間というのはとても感動するものでしょう。
か弱いはずの子どもが一生懸命努力し成長しようとしている様子は、まさに「いじらしい」という言葉にぴったりです。
「私は彼のいじらしさに惚れたんです」
「いじらしい」は主に女性や子どもに向けて使われる言葉ですが、男性にももちろん使えます。男性の中には身体がとても強い人もいれば、内面的にかなり弱い人もいますから、当然女性が男性に向けて使うこともあるんです。
この例文は、他の男性よりも少し弱めな彼が一生懸命頑張ってい姿勢に女性が惚れた、という意味合いですね。自身の弱さを認め、自分なりに努力している姿はとても魅力的に見えるもの。
異性のいじらしさにグッときたことのある女性は、案外多いのではないでしょうか。
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