本音を言えない人の心理
必ずしも誰もが本音を言いたくないわけではありません。本人としては本音を言いたいという心理があったとしても、言えないという心理が勝ってしまうため、結果的に言えないということもよくあることなのです。
話す事が苦手
「自分は話す事が苦手です。すごい仲が良い親友や家族ならば本音は話せますが、それ以外だとどうやって本音を伝えたら良いかわかりません。本音を言いたいって思っても上手く言えず、結局断念してしまうこともよくあります」(24歳/男性/サービス業)
話す事自体が苦手だと、本音を言いたくてもなかなか言えないということはよくあることでしょう。他人とどのように接したら良いかわからない、伝え方がわからない。そんな心理があると、上手く本音を伝えることができないのです。
トラウマがある
「以前本音を話した際、真っ向からその本音を非難されたことがあったんです。勇気を出して伝えた本音だったのもあって、相手からそれを非難されたことでなんとなく自分自身を否定されている気持ちになって。それが怖くて本音を話したいと思ってもなかなか言えないことが多くなりました」(30歳/女性/看護師)
過去に本音を言ったことでトラブルが起きたり、傷ついたりした経験があると、本音を言いたくても言えないと悩んでしまうものです。心理的に本音を言ったらまた否定されるかもいれない、そう思うと、勇気がでずに結局言うのを諦めてしまうのでしょう。
相手を傷つけそうという不安な心理
「前に付き合っていた恋人に“嫌なところ教えて”って言われて、しぶしぶですが伝えたことがありました。しかし伝えた結果恋人は傷ついてしまって、結局それが原因で別れることに。そんなことがあったので、本音を言う=相手を傷つけるかもって思うとなかなか言い出せないことが増えてしまいました」(29歳/女性/公務員)
いくら相手が本音を言って欲しいと言ってきたとしても、本音を言うことで相手が傷ついてしまうケースは決して珍しくはありません。
過去に本音を言ったことで相手を傷つけてしまったことがあると、もう相手を傷つけたくないという心理が働き、なかなか本音が言えなくなってしまった経験がある人は多いでしょう。
否定されるのが怖い心理
「自分は本音を言ったとしても、それを否定されるかもって思うと言いたくても言えないことが多々あります。本音なんだから否定されても困りますし、無駄に自分が傷つくだけって思うと、なかなか本音を言いたいと思っても言い出せなくて。よほど信頼できる人じゃないと本音は言えなくなりました」(35歳/男性/会社員)
本音を言ったところで相手から否定されたり反論されたりした経験がある人は、心理的に本音を言うことに恐怖心を抱いていることが多々あります。
自分の素直な気持ちを伝えたつもりなのにそれを否定されてしまえば、なんとなく自分自身が否定された気持ちになって、深く傷ついてしまいますよね。
特に自分に自信がない人や臆病な人は、過去に否定されたことがあると、本音を言うことを心理的に怖いと感じてしまい、言いたくても言い出せない状態になってしまうのでしょう。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!