本音を言わない人の心理<続き>
なぜ彼らは本音を言わないのか、続きの心理を見ていきましょう。
本音を言うのが怖い心理
「本音を言うのは正直怖いです。本音を言ったところで、相手が100%良い反応をしてくれるとも限らないし、微妙な反応をされたり、否定をされたりするじゃないですか。私は自分の本音を受け入れて欲しいとは思わないけど、そういう雰囲気をわざわざ作る理由ってあるのかなって思うと、怖いし本音を言うのはやめておこうってなります」(27歳/サービス業/女性)
本音を言うのは正直怖い…そんな心理を抱えている人は珍しくないでしょう。誰しも自分の意見や気持ちを伝えた際、その時に雰囲気が悪くなったり、不用意に意見や気持ちを否定されたりするのは気持ちがいいものではありません。
そんな気持ちになる可能性があるならば、わざわざ本音を言う必要性は感じないと思ってしまうのでしょう。
本音を言わない人は自分の考えや意見に自信がない
「本音を言わないのではなく、言えないのが正直なところです。自分は小さい頃からあまり自分の考えや意見に自信が持てなくて、発表したり伝えたりするのが苦手で。自分の中ではっきりと考えがまとまったものを伝えるのは良いんですけど、そうなるまでの過程が長いから、なかなか本音が言えない状態になってしまっています」(25歳/男性/事務)
言いたいと思っても本音を言えない…そんな人の心理には、自信のなさが影響を及ぼしていることもあります。自分のことに自信が持てない人は、そもそも自分の考えや意見を発表することに苦手意識を持っている人がほとんど。
自信がないため、「本当にこれを伝えてもいいのだろうか」という迷いが生まれたり、「そもそも何が言いたいんだっけ」と自分の中で混乱してしまっていることはよくあるのです。
本音を言うタイミングを見極めている
「本音って常に言えば良いってもんじゃないと思っています。常に本音を言えば軽い印象が出ちゃいますし、ここぞというタイミングで本音を言ったほうがインパクトも説得力も上がるじゃないですか。そう思うと本音を言えるタイミングだったとしても、ベストなタイミングじゃないと言う気にはなれません」(35歳/女性/会社員)
本音を言わない人の性格でも紹介した通り、この心理を持ち合わせている人は俗に言う「計算高い人」だと言えるでしょう。本音を言えないわけではないものの、自分の意見に説得力やインパクトを持たせるために、あえて言うタイミング、言わないタイミングを見極めているのですね。
実際、普段本音を言わない人が本音を言うと、ほとんどの人はその意見に注目をしてしまうもの。そんな注目度を高めるために、本音を言うタイミングを見極めているのでしょう。
相手の本音を聞きたくない心理も
「本音を言えば相手からも本音を言われるかもって思うと、なかなか言いづらいというのが本音です。僕は気が弱いほうなので、そもそも本音を言う自体苦手なんですけど、相手からも何か言われるのもちょっと苦手で。そう思うとあんまり本音は言わないほうがいいのかなって思ってしまいます」(28歳/男性/販売業)
なかなか本音を言えない心理には、「本音を言えば相手からも本音を言われるかも」という不安感や恐怖心が関係している場合もあります。気が弱かったり臆病だったりする人は、自分から本音を言うのも苦手ですが、言われるのも苦手であることは珍しくありません。
本音を言われたくない、言われると少しびびってしまう…そう思うと、本音を言わないほうが心理的に気が楽なのです。
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