恋愛以外も!日本の泣ける映画【前編】
最後に、日本の泣ける映画を前編と後編にわけてそれぞれご紹介していきます。
東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜
『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』は、2007年に公開された日本映画です。リリー・フランキーが亡き母への思いを綴った同名小説は200万部以上のベストセラーとなり、映画化されました。
どんなに離れていても、子供が道を外れても、母親の愛は偉大なものだと考えさせられる物語です。オダギリジョーをはじめとする役者陣の演技もすばらしく、お互いの心に秘めていたまっすぐな愛情がじわじわと伝わってくるような、感動の人間ドラマになっています。
半落ち
『半落ち』は2004年に公開された日本映画です。
物語は、現役警部である梶聡一郎がアルツハイマー病の妻を殺害したと警察に出頭したことから始まります。ですが、梶には妻を殺害してから出頭するまでに空白の2日間がありました。
事件の裏に隠された家族の悲しい物語と、最後まで空白の2日間について口を閉ざしつづけた梶の真実を知った時には、涙が止まらなくなる感動作です。
博士の愛した数式
『博士の愛した数式』は、小川洋子のベストセラー同名小説を原作とする、2006年に公開された作品です。
事故の後遺症により80分しか記憶がもたない博士は、数学の話ばかりをする変人で、同じ家政婦が長続きしないでいました。そこにやってきた新しい家政婦の杏子は博士の数学に対する情熱を尊敬し、杏子の息子も博士に懐いていきます。
杏子の息子で、ルートというあだ名を博士からつけられた少年の回想によって始まる物語は、ただの人間ドラマにはない新鮮さと数学の美しさにハッとさせらるような泣ける映画です。
ALWAYS 三丁目の夕日
『ALWAYS 三丁目の夕日』は2005年に公開された日本映画で、昭和33年の東京下町を舞台にした人情映画です。
建設中の東京タワーを背景に、人々が新しい時代へと前進して行こうとする活気溢れる時代。三流作家の茶川竜之介は、身寄りのない少年、古行淳之介を預かることになります。最初は戸惑う茶川ですが、実は茶川の冒険小説『少年冒険団』のファンだと知り、心を開いていきました。
だんだんと親のような「愛おしさ」を淳之介に感じる茶川でしたが、ある事実が発覚したことで淳之介との別れを覚悟しなければいけない事態に陥ってしまいます。
たとえ血が繋がっていなくても過ごした時間が家族にしてくれる、そんな温かな気持ちを教えてくれる感動の映画です。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!