男性が使う恋愛での社交辞令②
社交辞令をきっかけに相手に勘違いしてしまうのも、させてしまうのも、いたたまれない気持ちになるものです。程よい距離を保つはずが、関係が壊れてしまったら元も子もありません。言う方も言われる方も、社交辞令の見極めには注意していきたいですね。
「恋愛上級者っぽい」
こちら「恋愛上級者っぽい」も恋愛話になった時に、女性を褒め殺しにできる社交辞令です。相手の恋愛観に興味を示しつつ、客観的な判定をしているセリフですよね。「上級者」という単語が使われていますので、褒め言葉としての意味合いも強くなります。
「モテそう」と直接言われるよりも、本人のテクニックで男性の心を掴んでいる点を的確に突くことができます。一方で「そんな恋愛上級者に『自分のような男なんて太刀打ちできません』」と、謙虚に身を引く姿勢に繋げやすい便利なセリフです。
「俺がもう少し若かったらなー」
年上の男性がよく使う社交辞令の1つが、「俺がもう少し若かったらなー」です。年上の男性に褒められるのは、どこか誇らしい感じがするものです。しかし、このセリフの後に、具体的な提案が続くことはあまりないでしょう。
本当に好きならば、年の差に関係なく、行動を起こしてしまうもの。年の差を理由に恋愛の可能性を否定しつつ、仮定の話をすることで女性が妄想する余地を残している点で、戦略的なセリフですよね。年上の男性の常套セリフの1つですので、女性はご注意くださいね。
「彼氏になる人が羨ましい」
「〇〇さんの彼氏になる人が羨ましいよ」というセリフも、相手を褒めながら距離をとることのできる便利な社交辞令です。本気で羨ましいと思うのであれば、自分が彼氏になればいいのに、肝心なところを「彼氏になる第三者」に託してしまっています。
第三者の例を出せば、自分が恋愛のターゲットにされる危険性を下げることができますよね。そのため、すでに彼女がいる男性にとって、特に使いやすいセリフでしょう。こんなセリフを言う男性に限って、プライベートでは彼女にぞっこんな可能性もありますよ。
「俺たち恋愛でも気が合うかもしれませんね」
お酒の席では、このようなリップサービスの効いた社交辞令を言ってしまう男性もいます。「俺たち恋愛でも気が合うかも」と言われてしまったら、「この人と付き合えるのかも!」とドキドキしてしまいますよね。
しかし、これもあくまで仮定の話を匂わせているだけの可能性が高いです。本当に気が合うのであれば、「気が合う」ことをいちいち言葉にする必要はあまりないでしょう。疑似恋愛的なセリフですが、言われる女性側としても満更でもない気分にさせられてしまいます。
「これ、社交辞令じゃないですよ!」
ここまででご紹介した男性が恋愛で使う社交辞令が全て社交辞令とは断定できません。しかし、これらのセリフを言った後に、「これ、社交辞令じゃないですよ!」と男性がフォローするような場合は要注意です。
本人としても社交辞令を言っている自覚があるために、必死にごまかそうとしている可能性があります。本気で相手の女性と恋愛したいと思って口説いているならば、「社交辞令」という単語が頭に浮かぶこともありません。
実際、このように素直に自己申告してしまうような男性は、根は素直なタイプなことが多いです。女性としてはガクッとすることもありますが、気にしないのが一番です。
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