不妊様が悪いわけではない!重視すべき問題点とは?
もともと精神的に安定していた女性でも、何かしらの原因で不妊様になってしまう女性もいます。実のところ、これは本人の問題だけではありません。不妊女性を取り巻く環境や周囲の人の影響が大きく関わっているのです。
では、不妊様について私たちが重視すべき問題点には何があるのでしょうか?
不妊に対するモラルハラスメント
世の中には、不妊の女性に対して理解を示そうとせずに、モラルハラスメントと言うべき暴言を吐く人たちがいます。
こうした人たちは、一部の「不妊様」に対する暴言だけでなく、不妊に悩む女性たちの発言に対してもわざとひどい言葉をかけるのです。心無い発言を受けて、ただでさえ不安な状況にある当事者の女性たちは深い悲しみや怒りを感じるでしょう。
不妊に対するモラルハラスメントは、職場の人間関係や友人関係だけにとどまらず、一番の理解者であるべき夫から受けることもあり、大きな精神的苦痛になっていくのです。
周囲のプレッシャー
「なぜ子供が産めないんだ」「どこかおかしいんじゃないのか」といったような発言は、不妊治療をしている女性を苦しめます。
前時代的な感覚を持っている職場の上司や親などは、悪意がなくともこうした発言をすることが少なくありません。職場などでは、女性の妊娠や出産が仕事に影響することも要因の一つです。
結婚したから当たり前のように子供が生まれるというものでもありません。ですが、周囲の人間からのプレッシャーがなくならないのは、依然として「結婚イコール出産」という方程式が成り立っている証拠だとも言えるでしょう。
高額な医療費による経済的負担
高額な医療費によって家庭の財政が圧迫されることも、不妊治療によるストレスを生む原因のひとつです。
近年、不妊治療に対する助成金や医療費控除などが導入され始めていますが、いくつかの条件を満たしている必要があったりと、申請方法も複雑で手間もかかります。
何年も不妊治療を続けるために、高級車1台分程度の金額を費やしたという例もあり、人によってかかる医療費に違いが生じてしまっているのも事実です。
夫婦関係の悪化
不妊治療は夫婦が力を合わせて行うものと言い切りたいところですが、残念なことに、不妊治療によって夫婦関係が悪化してしまうケースも多くあります。
「子供が欲しい」という願いに対する温度差や、金銭的な問題など、夫婦にとって乗り越えなければならない壁がいくつもありますよね。精神的・肉体的に十分な休息が取れないこともあるでしょう。疲弊し余裕がなくなる中で、お互いをイライラのはけ口にしてしまうのは、まさに悪循環です。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!