黒薔薇をプレゼントするときのポイント
しかし、これまでにも少しお伝えしたように、黒薔薇をプレゼントとして贈る場合には、気をつけるべきポイントがあります。
黒薔薇には恐ろしい花言葉があり、その花言葉しか知らない方に贈ってしまうと、勘違いされ、怒らせてしまったり、怖がらせてしまったりするおそれがあるからです。
せっかくの贈り物ですから、相手に喜んでもらいたいですよね。そうならないためにはどうするべきかをこれから解説していきますので、しっかり確認していきましょう!
黒薔薇の花言葉をカードに書いて添えておく
黒薔薇を贈るとき、誤解をさせないために最も重要なことは、「伝えたい花言葉はどれか」ということをしっかりと相手に伝えることです。一番いいのは、渡すときに直接お相手に花言葉を伝えることです。
しかし、花言葉の説明を直に伝えたくても、直接本人に渡せなかったり、相手が忙しくて十分な説明ができなかったりといったことがありえます。
その場合には、生花店で黒薔薇を買うときにメッセージカードをつけてもらったり、自分で事前にメッセージカードを用意したりして、贈り物にメッセージを添えるといいでしょう。
「花言葉の説明をするのはくどくて嫌だ…」と思うのであれば、「似合いそうな色だと思って」や、「あなたの大人な雰囲気に似合いそう」というように、色や雰囲気について書くのもおすすめです。
他の花とアレンジしてカラフルに
黒薔薇だけでブーケにして渡すのも、もちろん綺麗です。しかし、どうしても色合いが暗くなってしまいますよね。渡す相手の好みが明るい色であるならば、色合いが重苦しい雰囲気になり、好みに合わない場合があります。
暗い紅色の黒薔薇なら、赤やピンクなどの花や薔薇と混ぜて、同系色の組み合わせのブーケにすると、グラデーションができて綺麗な印象に。
紫がかった黒薔薇であれば、ブルー系統の花や緑色の濃い葉物などと組み合わせると、涼しげな色の組み合わせになり、明るく見える色味の花束を作ることができますよ。
プリザーブドフラワーに
黒薔薇の中には花の持ちがいい品種や、日光に強く、色あせをしにくい品種もあります。しかし、花びらが豪華な品種の場合、そう長く日を待たずに散ってしまうこともありますし、持ち味である黒みがかった色が退色してしまうこともあります。
せっかく贈るのですから、長めに花を飾ってもらいたいという場合には、品種を選ぶときにに注意した方がよいでしょう。生花店で購入するのであれば、店員さんに相談してみるのもおすすめです。
また、できるだけ花を長持ちさせたいという場合には、プリザーブドフラワーに加工するサービスをおこなっているところに頼んで、加工してもらうといいでしょう。プリザーブドフラワーにすると、花の香りは飛んでしまいますが、花びらが開いている美しい状態や、綺麗な黒みがかった紅色を数ヶ月にわたって保つことができます。
相手を選ぶ
黒薔薇を渡すときには、互いに愛情を感じ合っている相手や、黒薔薇の花言葉によって嫌われている、憎まれているといった誤解を生まないような、関係の良好な相手を選んで渡す必要があります。
黒薔薇の恐ろしい花言葉を持っているという特性上、仕事上の付き合いや義理の付き合いをしている相手に贈って嫌われていると誤解されたり、愛情を持っているのではと勘違いされたりしてしまうと、のちのち面倒なことになりかねません。
花言葉で誤解を招かないように言葉で伝えたり、メッセージカードを添えたりするのももちろん重要ですが、それでもなお誤解を生んでしまうという可能性も否定はできませんよね。
ですから、贈る場合には、気心の知れている相手に贈るにとどめておきましょう。相手を選ぶというのも、気をつけるべきポイントの1つとなります。
香りに気をつける
黒薔薇もほかの薔薇の例にもれず、いい香りのするものが多いですが、匂いが控えめなタイプもあります。しかし、やはり代表的なのは甘い香りの品種です。
ほかの薔薇と同じようなフルーツに似た黒薔薇の香りが好きな方ももちろんいますが、できれば室内で飾りたいから、香りはあまり強くない方がいいという方もいるでしょう。
香りに敏感な方に黒薔薇を贈る場合には、黒薔薇を少なめの本数にして、ほかの香りの控え目な花と組み合わせてブーケにアレンジするのがおすすめです。香りだけでなく見た目も軽やかになりますよ。
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