心理学を活用!距離を縮める恋愛テクニック
ギャップを利用すべし!「ゲイン・ロス効果」
人の印象は、プラスとマイナスの変化量が大きいほど人の心に大きく影響を与えるものです。
最初にプラスの印象だったとき、その後プラスの印象を与えても「予想通り」と受け止められてしまいます。しかし、最初にマイナスの印象を多く受けていた場合には、ほんの少しのプラス要素を見せられただけでギャップを感じ、相手に対し好印象を抱くようになるのです。これを「ゲイン・ロス効果」と言います。
実はこのゲイン・ロス効果、みなさんも1度は目にしたことがあるはず。たとえば、少女漫画のワンシーン。意地悪な印象だった彼に不意に優しくされて好きになっちゃった、というようなものです。
天然で誰かの支えがないとやっていけないタイプの人が、実は芯の強い性格だったり、かかわりにくいと思っていた厳しい人が、実は涙もろかったり…。このように、いくらでもギャップは作り出せますよ。
選択を迫って意のままに!「ダブルバインド」
「ダブルバインド」というテクニックについてご紹介します。これは、選択肢を2つ提案して、どちらかを選ばなければならないかのような状況にすることです。
人間は元来、断ったり拒否したりするのに結構な精神的エネルギーを使います。「断るのは申し訳ない」と思うのです。 ですから、選択を迫られると「イエス」と言ってしまう心理を持っています。
このような心理はビジネスでも使えますし、恋愛でも役立ちます。 このテクニックは、デートに誘う時や、デート中にも非常に使いやすく効果的です。
「何がいい?」と好きな相手に託すのではなく、選択肢を用意して「どちらがいい?」と聞くようにしましょう。
じわじわ断りにくくする!「フット・イン・ザ・ドア」
フット・イン・ザ・ドアとは、あなたのお願いを承諾するように相手を導くテクニックのこと。これは、人間の「自分の行動と考えをブレさせたくない」という心理を利用したテクニックと言えます。一度でも相手のお願いをOKしてしまうと、意識的に「この人の願いは絶対叶える」という心理に陥ってしまうのです。
例えば、「ちょっとコレ手伝ってもらえる?」と簡単なお願いを受け入れてもらったところで、「この後ふたりで食事にいかない?」と大きなお願いをしてみましょう。きっとYESと言ってくれるはずですよ。
断られにくくなるため、好きな相手とギクシャクしたくない方や、勇気が持てないという方にもおすすめのテクニックです。
秘密を共有して意識させる!「カリギュラ効果」
「カリギュラ効果」というものがあります。これは、禁止されたものほど興味をそそり、気になってしまう、というものです。これを活かしたテクニックが、好きな人との「秘密の共有」です。
「秘密の共有」というと難しく聞こえますが、中身はいたってシンプルです。ほかの人には話せないような秘密でもいいですし、2人だけの特別な呼び方や合図など、単純なものでもOKです。
ポイントは、特別感と制限。「あなただけだから、ほかの人には内緒ね」という風に、特別感と制限を織り込みましょう。制限をかけることによって、団結の意識が生まれ、親密になりやすくなります。
共有する秘密は少しネガティヴな要素である方が効果的ですが、関係が浅いうちは、あまり深刻でないものの方がいいでしょう。少しずつ、深く込み入ったものにしていくのがおすすめですよ。ただし、使いすぎると逆効果なので、取り扱いにはご注意を。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!