別居婚の子育てのメリットやデメリットは?子供への影響はあるの?

近年、結婚後のライフスタイルとして「別居婚」を選択している夫婦も少なくありません。はたして子供がいても別居婚はできるのでしょうか?この記事では、別居婚の子育てのメリット・デメリットを徹底解説!別居婚をしようか悩んでいる人は必見です。

  • そもそも別居婚とは?

    女性の社会進出が進み、結婚後のライフスタイルも多様化してきました。そのうちの1つとして挙げられるのが「別居婚」です。結婚を考えるときに、選択肢として考えたことがある人もいるのではないでしょうか?この記事では、まずは別居婚とは何かをご紹介します。

    また、別居婚の子育てのメリットやデメリットも徹底解説!結婚して子供が欲しいと思ったら、どうしても子育てについて考えなくてはなりませんよね。すでに別居婚をしていても「妊娠してしまったしどうしよう…」と考える人もいるかもしれません。

    果たして別居婚をしていても子育ては上手くできるのでしょうか?子供への影響も併せてご紹介します。

    同居しないまま籍を入れること


    それではまず、「別居婚」とは何かを解説していきます。別居婚とは、夫婦が同居しないまま籍を入れることです。別居婚も結婚なので婚姻届を提出して戸籍を1つにしますが、一緒の家には住みません。

    別居婚には様々な形があります。例えば、同じマンションに2つの部屋を借りて行き来したり、夫が転勤族で単身赴任のために仕方なく別居婚になっていたり、親の介護のために片方が実家に住み、もう片方が持ち家に一人暮らしをするというケースも。

    「結婚したからといって必ずしも一緒に住む必要はない」という考えから、選択する夫婦が増えてきている新しい結婚の形と言えるでしょう。

    週末だけ同じ家で過ごす場合も


    別居婚の中には、週末だけ同じ家で過ごす、いわゆる「週末婚」も含まれます。週末婚とは、入籍はしているけれども、平日は別居して休日のみ同居するという夫婦のライフスタイルです。

    このスタイルは、もともと子どものいる人が再婚するにあたり、新しい親や環境に子どもを慣れさせるために行われていたものでした。しかし近年では、共働きの増加で再婚目的でなくとも週末婚を選択する夫婦が増えています。

    平日はお互いに自分の時間を大切にして過ごし、週末は夫婦一緒の時間を楽しむというような別居婚の一つの形です。

    別居婚は違法?


    民法752条に「夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない」と書かれているように、夫婦には同居の義務があります。そのため、「別居婚は違法なのではないか?」と考える人も…。

    実際には、別居婚をしていたからといって罪に問われることはありません。罪に問われるのは、片方が同居を望んでいるのに、もう片方が一方的に同居を拒絶した場合。つまり夫婦の双方が別居を望んでいるのであれば、法律が同居を強制することはないのです。
  • 子育てしながら別居婚する理由は?

    別居婚を選択するのには、全員が全員同じ理由というわけではありません。ここでは、子育てしながら別居婚する理由をご紹介していきます。一体どのような理由があるのでしょうか?また、別居婚をすると子育てが大変になるイメージを持ちがちですが、中には逆に楽になるという場合もあるようです。

    夫の単身赴任で自然と別居婚に


    「夫は元々転勤族であちこちを転々としていたのですが、私は自分の仕事を辞めたくなかったので夫に単身赴任してもらい、自然と別居婚に。今では子供も学校があるので、転校ばかりになるよりはいいのかなと思っています」(28歳/女性)

    夫婦のうちどちらかが転勤族であったりすると、同居するためには一緒に引っ越さなくてはなりません。しかし、自分の仕事を続けたいとなると引っ越すわけにはいかず、自然と別居婚になってしまうようです。

    また、子育てをしている家庭は、子供の生活環境が変わることを懸念して別居婚を選択するという場合も。転校が続くと、子供に大きなストレスを抱えさせてしまう可能性があります。それを防ぐために、引っ越さないという選択をしているのでしょう。

    程よい距離感を保ちたいため


    「一緒に暮らしていたときは、自分の生活ペースを崩されてしまって上手く息抜きができませんでした。お互い深く干渉しない、程よい距離感を保つために別居婚をすることに。別居婚をしてからは、自分のペースで色々できてストレスがなくなりました」(25歳/男性)

    結婚して同居すると、自分のやりたいことを好きなタイミングですることが難しくなることも…。そのため、自分の時間を自由に使うために別居婚を選択する夫婦もいるようです。

    離れていても結婚しているから別れる心配は少ないし、程よい距離感があるため喧嘩も少なくて済みます。お互いの生活スタイルに口出ししないという現代的な夫婦と言えるかもしれません。

    子育ての時間を優先させたいから


    「子供ができてから、子育てにいっぱいいっぱいになってしまって、旦那に構っている余裕がなくなりました。子供の面倒を見ているときに、旦那に『メシはー?』などと言われると腹が立って仕方なく喧嘩も多くなりました。このままではいけないと旦那と話し合い、最終的に別居婚を選択しました」(26歳/女性)

    子育てが始まると、子供の面倒で手一杯になる母親は多いです。そのようなときに、子育てに協力的ではない夫が近くにいると、イライラしてしまい喧嘩に発展してしまうことも…。両親の喧嘩は子供に悪い影響を与えてしまうかもしれません。

    「それならいっそのこと」と別居婚を選択する夫婦も少なくないのです。別居していれば、子育てだけに集中できますから、パートナーにイライラすることもありません。親がニコニコしていると、子供もニコニコしやすいでしょう。

    恋人のような感覚をなくさないため


    「結婚してから最初は一緒に住んでいたのですが、次第に妻が化粧など手を抜くようになってしまいました。妻も私に思うところがあったようで、話し合った結果、恋人のような感覚をなくさないためにも別居婚をすることにしました。時々しか会わないので、恋人のときのようなデートを楽しめています」(29歳/男性)

    結婚すると、家族になって簡単に別れることはないという安心感からか、相手に対して気を抜いた自分をみせるようになる人がいます。それを「家族になった感じがしていい」と思う人もいれば、「私のことがどうでもよくなったから手を抜いてる」と感じる人も…。

    恋人のときは、気を抜いたらいつフラれるかもしれないから、恋人と会う時間を大切にしようと考えますよね。このときのような気持ちを忘れたくないという夫婦が、別居婚を選択するようです。

    子供に再婚相手を徐々に慣らすため


    「私はバツイチで、前の夫との間に子供がいます。最近再婚することになり、結婚後はどうしようかという話になりました。子供がまだ再婚相手とはあまり会っていないこともあり、いきなりほぼ知らない相手と同居するのは気まずいかもしれないので、徐々に慣らすために別居婚から始めることにしました。いずれは同居したいと考えています」(27歳/女性)

    先ほどもお伝えしたように、子供を新しい親や環境に慣らすために別居婚を選択する夫婦もいます。この場合、別居婚は期間限定で、いずれは同居したいと考えている夫婦が多いです。子供への影響を考えた結果の別居婚と言えるでしょう。

    親に子育てを手伝ってもらうため


    「双子の子供が生まれたのですが、夫は毎日仕事で帰りが遅く、私一人では面倒見きれなくなってしまいました。そのため、実家の母に助けてもらうために私と子供は実家へ。夫には悪いですが、家で一人暮らししてもらうことにしました。別居婚になってしまいましたが、子育てが落ち着いてきたら戻ろうと思っています」(30歳/女性)

    夫が仕事のためあまり子育てに参加できないという家庭は、実家を頼りにして帰省する場合も。これも別居婚の1つの形と言えます。

    一般的に妊娠すると家事が難しくなりますし、精神的に不安定にもなるので実家に戻るという人は多いです。そして大体の人は出産が終わり、ある程度体が動くようになったタイミングで家に戻るのですが、そのまま実家で子育てを手伝ってもらうという女性も少なくありません。

    この場合、子供は父親よりも祖父母に懐いてしまう可能性が高くなるでしょう。