トナラーの心理や理由【前編】
トナラーが出現した時に、複数の可能性を想定できれば、とらえ方は変わってくるはずです。ここからは、トナラーのもつ心理や理由を、二通りみていきましょう。
端から詰めて座りたい
端から詰めて座りたいというのは、神経質な人が抱きやすい心理です。
こういった人は、秩序を乱すことに、不安と不快感を抱いているのかも知れません。そして、周りがどれだけ空いていても、順序を守って車を停めたり、席に座ったりしたくなるのです。
一種の条件反射とも言えるでしょう。「埋まっている次のスペースを選ぶべき」と瞬時に判断して、何も考えずにそこを選ぶのです。そして、もともといる人に怪訝な顔をされても、その意図を汲み取ることはできないのです。
一人で居る事に不安を感じやすい
トナラーの心理を見ると、一人という状況に不安を感じるケースもあるようです。群れのなかにいる方が安心するため、孤立するような状況を避けたくてトナラーになってしまうのです。
広い場所に、ポツンと一人でいる光景を思い浮かべ、それがひどく寂しいように思えて、誰かの隣を陣取ってしまうのです。
そこが指定席だと思っている
他にも、当然のようにトナラーになってしまう人として、そこを自分の指定席だと決めている場合があります。
「このお店に行ったら窓際」「あの駐車場に行ったらあそこ」という具合に決めてしまっているので、その決まりに従って行動しているだけ。
もちろん、悪意はありませんが、同時に人のことも考えていないのです。悪気はなくても、厄介な揉め事の原因にはなるかもしれません。なぜなら、自分で決めた場所に他人がいると、不愉快になってしまうからです。
時には、その不満を相手にぶつけることもあるでしょう。公共の場でのことなので、周りからしたら理不尽なだけですよね。しかし、それを理不尽だと思わないのが、厄介な場合のトナラーなのです。
単純に自分が楽したいだけ
駐車場や電車などでトナリングされた時、もともとそこが出入り口に近い場所だったりすることはありませんか?移動距離を短く済ませたいという心理から、出入り口に近い場所を選ぶのは、自然なこととも言えます。
そして、それはトナラーも同様なのです。そんなトナラーは、隣に車があっても、人がいても、当たり前のようにトナリングしてしまいます。
トナリングされた方は不快かも知れませんが、出入口は自分だけのものではありません。こういったケースでは、お互いに理解しあう気持ちが必要なのかもしれませんね。
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