ピーナッツ親子が生まれる原因
ところで、なぜ普通の仲良し親子ではなくピーナッツ親子になってしまうのでしょうか。それには、様々な原因が考えられます。一つは家庭環境の問題、そしてもう一つは母娘それぞれの性格上の問題です。詳しく見ていきましょう。
父親の影が薄いもしくは母子家庭
母と娘のつながりが強くなるのは、お互い家庭内で頼れる相手が一人しかいないからだと考えられます。つまり、父親が不在という状況がピーナッツ親子を生む原因の一つと言えるでしょう。
父親が単身赴任、もしくは激務でほとんど家にいないため母と娘の二人きりになることが多かった。または、母子家庭でそもそも父親がいないという家庭環境なら、母娘の関係は密にならざるを得ないですよね。
またピーナッツ親子になりやすいのは一人っ子ですが、兄弟がいても同性ということで母と娘は特別な関係になりやすいところがあります。
両親が不仲
両親が揃っていても、その関係が壊れていれば母親は子供に依存しやすくなります。不仲な両親に育てられた子供は、緊迫した家の中で自分を守るために無意識のうちに親の機嫌を取ろうとします。そのため、依存してくる母をはねつけられないのです。
夫婦関係で満たされない思いを子供で埋めようとする母と、そんな母を守ることで自分を保っている子供の歪んだ共依存関係。娘は本当は苦しいのにその気持ちにすら気付けずにいます。自分たちだけではなかなか抜け出すことのできない深刻な状態です。
母親が過保護・過干渉な性格
父親不在などに限らず、もともと母親の性格に問題があり娘に依存してしまうというケースもあります。娘を大切に想うがあまりやり方を間違えてしまうのですね。完璧主義や不安症な人が陥りやすいと言われています。
娘に失敗させたくないから何でも先回りをして、娘に決定権すら与えません。「あなたのため」と言いながら過保護や過干渉を続けた結果、娘は何でも母の言いなりになってしまうのです。
母親を頼る癖がついている
娘の性格上の問題も関係しているでしょう。例えば過保護な母に育てられても、我が強く自立心が早いうちからある子は、親の言いなりにならずうまく生きていけるケースもあります。
ピーナッツ親子になる娘は、内気で優しく、母親を傷つけたくないという気持ちも人一倍強いです。そのため、おかしいなと思う暇すら与えられず、母親を頼れば何事もうまくいく、ラクだと早いうちから学習してしまうのでしょう。
頼り癖がついてしまっているので、大人になってからも何でもお母さんを頼って解決すればいいと楽観してしまっているのです。
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