安産かどうかはお尻の大きさと無関係!
安産に大切なのは骨盤の大きさ
産道は骨盤を通っているので、お尻そのものの大きさよりも、骨盤の大きさが重要だと言われています。骨盤の「骨盤腔」を赤ちゃんが通るのですが、開く幅が狭く小さな骨盤では赤ちゃんが通り抜けにくく、難産になりやすいのです。
場合によっては自然分娩することが難しく、帝王切開になる場合もあります。もし骨盤が広く大きく開くのなら、赤ちゃんはすんなりと通れますから、安産になりやすいのです。
お尻の大小はお産に関係ない
お尻の大きさは安産かどうかに関係ありません。大事なのは骨盤が大きく開くかどうか。肉付きが良くお尻が大きい人もいるでしょう。肉付きが良い大きなお尻でも、骨盤が大きくなければ難産になる場合があります。
逆に、お尻の肉付きが薄く小さいお尻でも、骨盤が大きい人なら安産になりやすいです。お尻の大きさは肉付きによっても左右されるので、お尻の見た目で安産か難産かを判断することは難しいでしょう。
日本人のお尻は小さくても安産型
日本の女性の骨盤は「女性型」といい、骨盤腔がりんごのような形をしているのが特徴です。一方、外国人は扁平型や類人猿型が多く、赤ちゃんが骨盤腔を通り抜けにくい形をしているため、難産になりやすいと言われています。
日本人に多い女性型骨盤は出産に適しており、外国人に比べてお尻が小さな日本人の方が自然分娩をしたとき、安産になりやすいと言われているんですよ。
安産型の日本人女性は減りつつある
日本人女性の骨盤は出産に適していると説明しましたが、生活スタイルの変化により、類人猿型・扁平型の骨盤の女性が増加傾向に。女性型骨盤の女性は減少傾向で、自然分娩が主流の日本では難産の女性が多くなっていると言われています。
なぜ女性型骨盤の人が減っているのか、それは日常生活の中で「しゃがむ動作」が減っているのが原因と言われているんです。昔の日本は和式トイレで、子供の頃から利用することで自然と骨盤が女性型骨盤に成長できていたのでしょう。今は洋式トイレが主流になり、しゃがむ動作が減ったことで難産になりやすい骨盤の形の女性が増えているのです。
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