生理中のダイエット方法は？注意点から痩せやすい時期まで徹底解説！

生理中はホルモンの分泌が低下します。さらに子宮内膜がはがれ落ち、血液とともに体外に排出されるため、いつもより体の調子が悪いと感じる人も少なくありません。

ここでは生理中の体の状態やダイエット方法、注意点などについて詳しく紹介していきます。

ホルモンバランスの影響で体調が乱れがち

月経中は、腰痛や下腹部痛、むくみなど、さまざまな体の不調に悩まされる女性が少なくありません。

腹痛がひどすぎて会社に行けない、さらには起き上がることすらできない女性もいるようです。特に生理が始まってから2、3日目は出血の量も多いため、貧血などにも注意が必要です。

気分が優れなくて憂鬱

生理は心にもさまざまな影響を及ぼします。特に生理前には、イライラしたり悲しくなったり、うつ状態のようになってしまう人も少なくありません。

体の不調に加え心も憂鬱になってしまうのは本当に辛いですよね。これらの症状は月経前症候群(PMS)と呼ばれています。日常生活に支障をきたすほどひどくなってしまった場合は、一度婦人科に行って相談してみましょう。

身体も不調で気分も憂鬱な生理中、ダイエットをすることは可能なのでしょうか？

ここでは、生理中に無理せずできるダイエット方法を紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

ストレッチ

血行を良くするストレッチは、生理中のダイエットにおすすめです。激しい運動ではないので、家の中で取り組むことができますよ。ヨガマットなどがあると体への負担が軽くなるのでおすすめです。

ストレッチは代謝を良くするため、ダイエット効果が期待できるだけでなく、気分も向上させます。気分転換にもなるのでぜひ試してみてくださいね。

食生活を乱さない

生理前から生理中、はいつもよりお腹がすいてつい間食してしまう、いけないと思っていてもすごい量を食べてしまう…そんな女性は少なくありません。

しかし、食生活を乱すのは太る原因になります。身体だけではなく心を乱す原因にもなるので、やめたほうがいいでしょう。

ただ、生理中でお腹がすいているときに我慢を重ねると、さらにストレスが溜まってしまうことも。間食したくなったらガムを噛んだり、カロリーの低いものを食べるなど工夫してみてくださいね。

生活リズムを乱さない

睡眠が足りなかったり不摂生な生活を送っていると、ダイエットどころかより太ってしまう可能性があります。生活リズムが乱れることで、ホルモンバランスも乱れ、身体の不調も引き起こしてしまうでしょう。

それだけでなく心の不調も引き起こしやすくなってしまうので、生理中だからこそいつもよりも規則正しい生活を送るようにしてください。

食物繊維を摂取する

生理中にはいつもよりたくさん食物繊維を摂取するようにしましょう。便秘予防にもなる食物繊維をたくさん摂ることで、身体の中の不要な成分を出すことができます。ダイエットにはキャベツや寒天などがおすすめです。

空腹に耐えきれず、間食やお腹いっぱい食べたいときには、なるべく食物繊維を摂るようにしましょう。便秘予防になりダイエット効果もあるため一石二鳥です。

生理中のダイエットにはいくつか気を付けなければならないポイントがあります。ここでは生理中のダイエットにおける注意点を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

くれぐれも無理はしないこと

生理中のダイエットで無理することは禁物。ただでさえ身体や心の不調が多い生理中に無理なダイエットをしてしまったら、ストレスが蓄積し、痩せてもすぐにリバウンドしてしまう可能性があります。

過度な食事制限や激しい運動をした場合、貧血になって倒れてしまうかもしれません。

自分では大丈夫だと思っていても、身体は悲鳴をあげているかもしれません。生理中のダイエットでは、絶対に無理をしないようにしてくださいね。

「体重を増やさない事」を目標に

そもそもダイエットに一番良い時期は生理中ではありません。生理が終わった後の方が、食欲も減退し、体調も優れているため、痩せやすいとされています。

つまり生理中には、無理して体重を減らさなくてもOKです。「増えなければ良いんだ」というくらいの心構えで、気軽にダイエットするようにしてくださいね。

食事制限をしない

生理中は食事制限をしないようにしましょう。生理中だからこそ、栄養をしっかり取らなければ綺麗に痩せることができません。

無理に食事制限をすると、貧血になったり、肌が荒れて髪質も悪くなってしまう可能性があります。そうなると、いくらダイエットで痩せることができたとしても、やつれたように見えてしまいます。過度な食事制限は避けたほうがいいでしょう。

激しい運動はＮＧ

激しい運動は身体に負担をかけてしまいます。ストレッチなど家の中でできるような運動であれば問題ありませんが、ジムなどでする本格的な運動はおすすめできません。大丈夫だと思っていても、身体は無理をしているのです。

特に腰痛や腹痛があるときに無理してしまうと、生理後にもそれが治らず悪化してしまう可能性があります。そうならないためにも、本格的に運動をして痩せるようなダイエットは、生理が終わってからするようにしましょう。

ここでは生理中にダイエットをしている女性たちの体験談を紹介していきます。どんな方法で生理中に痩せることができるのか、ぜひ参考にしてみてくださいね。

生理中は身体がむくむのでストレッチ中心に

「生理中は足のむくみがひどいんです。血行を良くするためにストレッチ中心のダイエットを心掛けています。そうすると足が結構すっきりするので、生理がきたら毎日するようにしています。」(23歳/女性/フリーター)

生理中にむくみがひどい女性は少なくありません。特にむくみは足に出ることが多いため、スカートが穿けなくなったりいつもの靴が入らなくなってしまうこともあります。

むくみをとるためには毎日欠かさずストレッチをすることがおすすめですよ。

いつも以上に水分や野菜を積極的に摂取

「生理中は水分や野菜を多く摂るようにしています。脂質の少ない野菜類を多く食べればそんなに太ることはないし、水分もちゃんととって健康的に痩せたいんですよね。」(22歳/女性/会社員)

生理中はどうしてもお腹がすいて、間食したりたくさん食べてしまったりすることがありますよね。体験談でもあるように、そんなときには野菜や水分を摂ることをおすすめします。

調理方法にもよりますが、ヘルシーな野菜をたくさん摂取することで罪悪感なくお腹を満たすことができますし、食べないように我慢してストレスをためる心配もありません。

気分転換もできるヨガがマスト！

「ダイエットにも気分転換にもなるヨガが大好きです。YouTubeでやり方を見ながらいつもやっています。激しい動きがないから生理中にできるのも嬉しいですね。」(26歳/女性/会社員)

ヨガをする女性は年々増えてきています。血行を良くしたりダイエット効果があるだけではなく、ゆったりとした気持ちで気分転換もできるのでおすすめです。

また、YouTubeでやり方動画を見ることができるのも嬉しいポイントですね。ただし、生理中には避けたほうがいいポーズもあるので注意しましょy。

「増えなきゃOK」ほぼいつも通りの生活を維持

「生理前から生理中にかけて、どうしても食べたいって思ってしまうんです。気分の浮き沈みが激しくてダイエットどころではありません。自分にストレスをためない程度に、とにかく体重を維持しながらいつも通りの生活を心掛けています。」(28歳/女性/会社員)

生理中は非常に痩せにくい時期なので、無理して体重を減らさなくても大丈夫。ダイエットしたい気持ちがストレスになれば、余計に太ってしまうことも考えられます。

無理に生活を変えようとはせず、体重を増やさないように心がけながらいつも通りの生活を維持している女性も多いようです。

生理中にダイエットしている女性たちの体験談はまだまだあります。続きを見ていきましょう。

お菓子やジャンクフードはほどほどにする

「生理中はすごく食べたくなるんですけど、なるべく食生活は乱さないように気を付けてます。太りそうなお菓子やジャンクフードは買いません。普段から食べないように気を付けているので、生理中にもそこまで恋しくなることはないんです。」(26歳/女性/会社員)

どうしてもお腹がすいてしまう生理中、気を付けたいのはやはりお菓子やジャンクフードの食べ過ぎですよね。これらを食べたらダイエットどころか余計に太ってしまい、さらにニキビができるなど肌荒れの原因にもなってしまいます。

普段からお菓子やジャンクフードを控えることで、生理中の食べたい欲求を抑えることができるでしょう。

食物繊維でダイエット

「生理中にお腹がすいたら、食物繊維、キャベツをたくさん食べるようにしています。ご飯を食べる前にキャベツの千切りをポン酢で食べたりすると、お腹いっぱい食べてもダイエット効果があるのでおすすめです。」(28歳/女性/会社員)

食物繊維は便秘予防にもなりますし、ご飯の前に食べることで摂取カロリーを抑える効果があるとされています。ドレッシングやマヨネーズなどをかけると高カロリーになってしまうため、カロリーの低いポン酢などをかけて食べるのがおすすめです。

また、生理中に間食したくなったときにも、市販のお菓子などを食べるのではなく、寒天などを食べてダイエットしてみるのも良いかもしれませんね。

とにかく健康的な生活を心掛ける

「毎日朝昼晩ときちんと食べて、適度な運動をして睡眠をとる、特に生理中はきちんとした生活を送るように心がけています。無理にダイエットしようって頑張らなくても、これをするだけで少なくとも太ることはありません。むしろ痩せます！」(24歳/女性/フリーター)

無理に食事制限をしたり激しい運動をしなくても、きちんとした生活を送ることで体重を減らす、もしくは維持している女性たちも多いようです。

確かに生理中に体重を減らすことは難しいかもしれませんが、せめて増やさずに維持したいですよね。生活リズムをきちんと整えることで、健康的に痩せることができるのかもしれませんね。

毎日体重計に乗る

「生理中でも美意識を高めたままでいたいので、体重計には絶対乗るようにしています。生理中だから太っても仕方ないって自分に負けたくないんです。自分を戒めるためにも毎日体重を計って、増えすぎてしまったときには反省して改善するのを繰り返しています。」(23歳/女性/フリーター)

生理中に体重が増えたとしても「まあ仕方ないか」で済ましてしまう人は多いでしょう。しかし生理中でも自分に厳しくし、太ってしまったら前の日の食事や生活を反省するというストイックな女性も少なくありません。

無理をしないことも大切ですが、太りすぎないためにも体重は毎日計っておくことをおすすめします。

生理中は身体や心に不調を感じてしまう時期。一般的にダイエットをしても痩せにくい時期だとされています。一方で、生理が終わって身体や心に負担の少ない生理後が、一番痩せやすい時なのです。

ここでは生理後に確実に痩せる方法を紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

筋トレ

生理中に無理な運動はNGでしたが、生理後であれば問題ありません。身体の不調もなくなるため、ジムで筋トレをしたりランニングしたりしながら身体を引き締めていきましょう。

健康的に痩せるために筋トレ・運動は欠かせません。脂肪を筋肉に変え、引き締まった身体を手に入れてくださいね。

甘いお菓子やジャンクフードを控える

甘いお菓子やジャンクフードはダイエットの大敵です。生理前や生理中はお腹がすいて食べてしまうこともあるかもしれませんが、生理後はそれほどストレスを感じることなく我慢することができます。

また、お菓子やジャンクフードは普段から食べない癖をつけておくことで、生理中に食べたいと思うこともなくなります。太らないため、また肌をきれいに保つためにも、お菓子やジャンクフードに頼る生活は絶対にやめましょう。

ご飯は腹八分目

生理前や生理中はしっかりご飯を食べなければ気が済みませんよね。しかし生理後であれば食欲が減退しているため、腹八分目生活を無理なく送ることができます。

食事制限というと大げさかもしれませんが、生理が終わった時期だからこそ腹八分目で止めておき、胃袋を小さくするように心がけましょう。

規則正しい生活を送る

生理中にも規則正しい生活を送ることはもちろん大切ですが、生理後健康的に痩せるためにもこれはとても重要なことなのです。

例えば過度な食事制限をすると、やつれたような不自然な痩せ方になり、貧血で倒れてしまう恐れがあります。行き過ぎた運動や筋トレも、筋を痛めてしまったり身体に負担をかける原因になりかねません。

朝昼晩ときちんと食事をとり、適度な運動をしてしっかりと睡眠をとる、それこそが身体の健康的に痩せるために一番大切なことなのかもしれませんね。

生理中、腰痛や腹痛など体の不調を訴える女性は多いもの。それだけではなく、気分が沈んだりイライラしてしまう人もいるでしょう。しかしそんな生理中でもダイエットをすることは可能なのです！

生理中のダイエットで一番大切なのは、絶対に無理をしないこと。過度な食事制限や激しい運動などで、心や身体にストレスが溜まってしまうのは逆効果です。痩せたとしてもすぐにリバウンドしてしまうおそれがあるので絶対にやめましょう。

家で気軽にできるストレッチやヨガをしたり、お腹がすいた時には野菜類や食物繊維を摂取するなど、生理中の自分に合った方法でダイエットしましょう。また、生理中でも生理後でも、とにかく規則正しい生活を送ることで健康的に痩せることが可能になります

生理中だからといって諦めず、できる範囲でダイエットをしてみてくださいね。