長生きしたくない人の心理・理由【否定的】
否定的な意思は、消極的な意思よりももっと強固です。これがさらに悪化すると、長生きしたくないという心理を超えて、今生きていることにさえ嫌気が差してしまうことになりかねません。
長生きしたくないと強く感じる原因を知って自分の心理を改めて見つめ直し、場合によっては方向転換することも視野に入れましょう。
働いてまで生きたくない
「働く苦痛を背負い続けるくらいなら、長生きしたくないですね」(30歳/男性/販売)
人が生活を営むためには、一定のお金が必要です。お金を得るためには、仕事をしなければなりません。生きていくことと働くことは切り離せない関係にあるでしょう。
仕事に多大なストレスを感じているとすれば、苦痛が続いていくことへの恐怖もそれだけ大きくなります。長生きしたくないという心理は、仕事から恩恵よりもストレスを多く受け取っている表れです。
現状を苦痛に感じている
「今の生活というか自分の生き方に限界を感じているので、長生きなんてとんでもないです」(31歳/女性/サービス業)
仕事や恋愛、家庭のことなどで深刻な悩みを抱え行き詰っていると、生きていくことそのものにまで否定的になってしまいがちです。今の苦しみが延々と続いていくように感じられ、長生きしたくないという心理が強まります。
苦しみは永久に続くものではありませんが、状況を打開するために行動が必要な場合もあります。長生きしたくないと思う環境から抜け出すことも、行動の一つですよ。
人間関係にストレスがある
「面倒な人間関係が一生続くのかと思うと、やってられないですね。はやく解放されたいです」(26歳/女性/販売)
「人は一人では生きていけない」という言葉の通り、生きている限り人間関係は続いていきます。人間関係に付きまとう悩みやトラブルを思えば、長生きしたくないとも思えるでしょう。
人間関係から恩恵を受けていれば「いろいろあるけどプラスになることのほうが多い」と考えることもできますが、人間関係のトラブルに見舞われることの多い人であればそうもいきません。長生きしたくないと思い詰めるのも、決して珍しくないでしょう。
理想と現実がかけ離れている
「思い描いていた人生と自分の現状が違いすぎて、日に日に虚しさが増していく。これから先にも期待はできないし、気が滅入ります」(29歳/男性/教職)
理想と現実には少なからず差が生まれるものですが、そのギャップがあまりにも大きいと、現実にストレスを感じてしまいます。特に、努力がなかなか実らないときや思うように行動できないときなどは、虚しさから長生きしたくないという心理が生まれやすいです。
必要以上に完璧を求めたり、高すぎる理想を抱いていたりしませんか?長生きしたくないのは、目標への道が遠すぎて疲弊しているからかもしれません。一つの大きな目標ではなく、その手前にあるたくさんの小さな目標をひとつずつ叶えていくようにしましょう。
介護などで家族に迷惑をかけたくない
「自分が歳をとったときに、介護などで家族に迷惑をかけたくないので、特別長生きはしたくないです」(33歳/女性/介護)
高齢になると避けられないのが、生活介護の必要性です。体力的な衰えだけでなく、脳の認知能力が衰えることによっても、自力で生活を営むことは難しくなるでしょう。
相手がどんな存在であれ、介護による疲労やストレスは必ず蓄積されていくものです。それを知っている人であれば尚更、老化が著しくなるほど長生きしたくないと考えるでしょう。
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