長生きしたくない人の心理・理由【消極的】
とは言え、原因のほとんどが人生に対するネガティブなイメージに起因しています。漠然とした不安や、根深くはびこったストレス問題もあるでしょう。多方面からのストレスが相まって混乱状態にあるケースもあります。
長生きしたくないという心理について、まずは生きる必要性を感じられないなどの「消極的な理由」を見てみましょう。
生きがいがない
「生きていくだけの活力の源というか、生きがいってものがないので、特別長く生きたいとも思わないですね」(28歳/男性/営業)
人間が生きていくために必要なもの、それは「生きがい」です。生きていく活力を生み出すものとして、生きがいは人に生きる意味や理由を与えてくれます。文字通り、生きていくことの甲斐を感じさせるものです。
生きがいを感じている人ほど、生きていくことに前向きで長く楽しみたいと考えます。反対に言えば、生きがいを感じられていない人は「長生きしたくない」と消極的になりがちです。
毎日の繰り返しにうんざりしている
「朝起きて仕事して、帰って寝る。そういう機械的な毎日がこれから先もずっと続いていくのかと思うと、何のために生きてるのか分からなくなってくる」(26歳/女性/IT)
現代の日本では、仕事や学校など、決められた生活リズムに従って生きるのが一般的です。それを当たり前だからという理由で続けていると、不意に虚しさが襲うこともあるでしょう。
自分のために生きているのか、社会のために生きているのか、それが分からなくなってしまったとき、生きることへの前向きな気持ちは失われてしまいます。単調な毎日を送る中で、長生きしたくないという心理が募っていくのです。
将来に不安を感じている
「これからどうなっていくか分からないし、不安定な中で必死に生きなきゃならないなら、長生きしたくないなと思いますね」(27歳/男性/自営業)
将来のビジョンが不透明だったり、先行きに不安を感じていたりすると、長生きしたくないという心理が働き始めます。暗雲が掛かっているのであれば、その先へ進みたくないのも当然といえるでしょう。
不安の内容を具体的に明らかにし、対策すべく意識転換をはかる必要があります。
孤独を感じている
「パートナーもいなければ苦楽を共にする友人もほとんどいないし、これから先を思うと悲しくなってきます」(29歳/女性/製造)
恋人や家族、信頼できる友人が特別思い当たらないような場合、孤独な未来は耐え切れないと感じて、長生きしたくないという心理が芽生えます。一人寂しく生きていくだけの未来なら、誰もが長生きしたくないと感じるでしょう。
インターネットが普及し人間関係を手軽に育めるようになった現代ですが、逆に人との密なつながりは少なくなっています。多くの人と繋がっているようで、その実、孤独の闇は深くなっています。
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