恋愛にトラウマがある人の思考
それは恋愛にトラウマのある人が、次のような思考に囚われてしまうからです。特に辛く耐えがたい体験をした人ほど、多くの恐怖や不安を抱え込んでしまうでしょう。
また酷い事されるのでは?と考えてしまう
過去に恋人から暴力や暴言といったものを受けてしまうと、それ以降の恋愛でも「同じことをされるのでは?」と不安を感じるようになります。過去と同じことをされると思い込んでしまうので、人の顔色を伺ったりビクビクとした態度を見せるようになるでのです。
人を信用することができなくなるので、極力他人と関わろうとしない人もいます。何か傷つくことをされるくらいなら、近づかない方がマシだと考えてしまうのです。人付き合いが苦手になっていき、コミュニケーション障害に陥る人もいます。
世の中には暴力を振るう人ばかりではありませんが、強いトラウマを抱えるとすべての人が「そうなのではないか」と思えてしまうのです。
相手を試す行動がしたくなる
恋人に裏切られてばかりいる人は、新しい恋愛では相手を試す行動がしたくなります。例えば本当に自分を愛してくれているか不安に陥ると、それを態度や言葉として表してもらいたくなるのです。
また中には自ら異性の影を匂わせることによって、相手の愛情を図ろうとする人もいるでしょう。こうした行為は恋の駆け引きをしているようにも見えますが、トラウマを抱える人にとっては真剣な問題です。「本当に愛されている」と実感できないと、人によっては試し行動の範疇を超えてしまうことも。
自分に自信が持てなくなる
過去に恋人から酷いことを言われ続けていた人は、自分に自信が持てなくなります。例えば「ブス」「ブサイク」といわれ続ければ、まるで自分がそうなのだと信じてしまうのです。そしておしゃれをしても「ダメだ」「可愛くない(カッコよくない)」と思い込んでしまうのです。
何をしてもダメなように感じてしまうので、「おしゃれをするだけ無駄」と考えてしまう人も。これによってさらに地味になってしまうため、余計に自分に自信が持てなくなります。悪循環にハマってしまうので、なかなかトラウマから抜け出すこともできなくなるでしょう。
特に自分のコンプレックスについて酷いことを言われ続けていた人ほど、自分に自信を持つことができなくなります。
自分がいけないんだと勘違いしてしまう
過去に恋人から発言や態度についてひどく責められたことが原因で、トラウマを抱えている人は少なくありません。こうした人は「自分がいけないんだ」「自分のせいで」とありもしない罪で自分を責め続けてしまうものです。
また過去のトラウマから、何をしても自分が悪いと思い込んでしまうことも。恋人を怒らせた時、喧嘩した時など、相手に原因があってもすべて自分が悪いように感じてしまうのです。わけもわからずすぐに謝ってしまい、恋人とギクシャクする原因を新たに作ってしまうのです。
確かに自分のしたことについて反省することは大切ですが、必要以上に自分を責め続ける必要はありません。そもそもの問題を解決しなければまた同じ過ちを繰り返すことになってしまうでしょう。
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