女性なのに声が低いのはなぜ?そこには驚きの理由が
続いては、声が低いのはなぜなのか、その理由をご紹介します。
欧米の女性が見本!身長が高い
身長の高さと声の低さが反比例するという点は、すでにご紹介しましたが、この事実を考えると、日本人女性よりも背の高い欧米人女性に、低トーンヴォイスの持ち主が多いのも納得できますね。
背の高い女性全員が声が低いというわけではありませんが、通常、背が高いと声帯が長くなり、声が低くなるのだとか。となると、背が低いと声帯は短く、高い声になりますので、やはり身長は声の高さに大きく関係しているといえます。
声を響かせる発声が決め手!喉をよく使っている
胸の辺りから響かせるように発生をすると、低い声が出ます。これを専門用語で「チェストヴォイス」と呼びます。チェストとは英語で胸もしくは胸部のことですが、胸のあたりから声を響かせると、声が低くなるのです。
宝塚歌劇団の男役トップを務める女性たちは、みんな低い声を出しますよね。彼女たちは胸部から声を響かせ、普段から歌やセリフで喉をよく使います。声を響かせる発声の仕方をすると同時に、喉をよく使うことで低い声が出るというわけです。
親の声が低いのでは?無意識に真似ている
中学生くらいの頃、電話に出てお母さんと間違えられた経験のある女性は多いでしょう。女性も思春期になると声変わりが起こり、だんだんと子供の声から大人の声へと変わっていきます。
そんな声変わりの過程では、無意識のうちに親の声を真似るのが特徴です。電話の受け答えは特に、親の言い方を真似る子供がほとんど。低い声の親の言い方を真似ることで、自然と子供の声も低くなります。
また、普段母親と話しているうちに、同じようなトーンになってしまっている可能性が考えられます。
息を吐く力が弱い
声が低い人の中には、もともと息を吐く力が弱いケースがあります。声を出すには、息を吐くときの力が重要。この吐く息の強さが声の高低や大きさはもちろん、声の響きにも大きく影響するからです。
吐く息が弱いと発声が十分でなく、その結果、低い声になります。声が低いとますます音が響きにくくなり、低い声がコンプレックスになりがちです。
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