同時イキしたいなら男女のオーガズムを理解しよう
まず、絶頂を経験したことのない女性は「どういう風になるのがイクということなのかな?」と、思うでしょう。まずは、男女の性感の盛り上がりを比較し、女性のイキ方をより詳しく知っていきましょう。
ちなみに、オーガズムという言い方は、orgasm(オルガスム) 、元はラテン語から引用されたものです。性的興奮の頂点という意味のようです。日本語で言うと絶頂。英語ではエクスタシーとも言いますね。
全て、俗語では「イク」という意味になります。
興奮期
人間の性的な反応には、4つの段階があります。まず「セックスがしたい」と思う、性欲を掻き立てられる状況になった時を、興奮期と言います。
例えば、キスをし続けていたら、もっとしたくなる…という感情になるのもそうです。視覚や触れ合いから、セックスを意識するようになる状態のことですね。
どちらかと言うと、男性の方がこの興奮期の盛り上がりが早い傾向にあるようです。勃起をし始めた時が興奮期の始まりと言ってもいいかもしれません。勃起状態をコントロールできる男性もいるようですが…そう多くはないでしょう。
女性はこの精神的な興奮期が一番「濡れる」のです。この先の段階の男女差にも影響します。
平坦期
興奮期を迎え、実際にセックス行為に及んでいるときのことを「平坦期」と言います。字面では平和そうに見えますが、具体的にはセックス中のことです。
平坦期では、性行動を行っているので、身体に性的刺激を与えられている状態ですよね。ここでの刺激が充分でないと、次の段階であるオーガズム期(絶頂)に達することができない場合もあります。あまり長時間かかってしまうと、興奮期の前の平常状態に戻ってしまうことも…。
女性は、平均的にこの状態が男性よりも長く必要です。身体がオーガズム期を迎えるために必要な手順が多いのです。
オーガズム期
男性で言うところの、射精欲求が最高潮に達している時。それがオーガズム期です。射精を終え、オーガズム期を終えた男性は、すぐに次のステージに移行します。
けれど、女性はこのオーガズム期を終えても、もう一度すぐに興奮期になり平坦期になり、オーガズム期を迎えることが可能なのです。身体の構造がそうなっているからでもありますが、精神的な興奮が快感に直結しやすいという特性もあるということです。
つまり、女性はセックス中に一度イっても、もう一度イクことが可能なので、タイミングを合わせれば同時イキが可能ということになりますね。
消退期
オーガズム期を終えた男性は、すぐに消退期に入ります。射精後、少しすると勃起状態はなくなりますよね。稀に、何度もすぐに勃起できるタイプの男性もいますが、大体は不可能です。
それは求める気持ちが少ないから、などではなく身体の素質が多く関係していることなので、仕方のないことです。
消退期に入ると、興奮期の前の状態、つまり平常時に戻ります。性欲ゲージがゼロに戻るという言い方をしてもいいでしょう。男性で言う「賢者タイム」は、これに当たりますね。
しかし、女性の消退期は、男性よりちょっと時間がかかるようです。セックス後のイチャイチャを求める女性が多いのは、この消退期の快感曲線が緩やかであるせいかもしれません。
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