好きな人との距離感を縮める方法
相手の価値観や趣味を知る
相手との共通点を見つけると距離を縮めやすくなるということは、お伝えした通りです。しかし、共通点を見つけるためには、相手を知らなければなりませんよね。
中でも、好きな人の趣味や価値観を知るのは大切です。特に価値観は、その人の考え方や言動の根幹にあるとても重要なものです。もちろん、わずかな期間で他者の価値観を完全に理解できるわけはありませんが、好きな人の価値観を理解しようとする姿勢は、相手と距離を縮めるための第一歩となります。
また、この先もしお付き合いすることになった際にも、趣味や価値観を理解することは重要でしょう。最初から価値観の相違を受け入れることができていれば、喧嘩などに発展しにくくなるからです。なので、好きな人の趣味や価値観には、早いうちに関心を寄せておくべきですよ。
マメに連絡をとる
好きな人と連絡をマメにとったり会う頻度を増やしたりするのも、距離を縮める上で効果的です。このとき大切なのは、会っている時間を長くすることではなく、会う回数を多くすること。
というのも、人は接触回数が多いほど、その相手に対する好感度が上がっていくからです。これは、心理学の分野で「ザイアンスの法則(単純接触効果)」と呼ばれている法則です。この効果を利用すれば、会う回数を多くすることで、好きな人の心にアプローチすることができるでしょう。
ポイントは、不自然にならない程度に好きな人との接触を増やすことです。例えば、毎日会える環境であれば毎日挨拶をする、毎日会えないのならLINEや電話の回数を増やす、などがよさそうですね。
今現在、好きな人との距離がどのくらいであるかにかかわらず実践できるので、かなりおすすめですよ。
手伝ってもらう、助けてもらう
人間は、つじつまの合わない矛盾を嫌います。そのため、矛盾のある状態を解消するために、自分の考え方や心を無意識のうちに変えてしまうのです。このような変化のことを、「認知的不協和理論」といいます。
言葉は難しいですが、認知的不協和理論を活かしてアプローチするのは、実は簡単です。それは「相手にお願いしてみる」だけ。
例えば、高いところのものを取ってもらったり、重いものを持ってもらったり、固いふたを開けてもらったりなど。
そういった小さなお願いを叶えてもらううちに、相手の男性の認知は「好きだから手伝った」というように変わっていきます。つまり、お願いをしてくる女性のことを好きになっていくわけです。
ですから、手伝ってもらったり、助けてもらったりするのは、距離を近づけるためには効果的です。お願いを叶えてもらったら、感謝の言葉を忘れずに伝えましょう。
相手の話を聞く
好きな人の話を聞くことも、距離を縮めるうえでは重要です。自分のことばかり話していても、心の距離は縮まりません。そして、相手の話を聞くためには、相手のペースに合わせ、心地よい相槌を打つことが大切です。
心地よい相槌を打つのに大切なのは、テクニックではありません。大切なのは、相手の話を聞きたいという思いです。相手の目を見て、相手の言葉を待ちましょう。相手が言葉に詰まっても、急かさず、寄り添いましょう。
なにより、趣味や価値観を知るのにも、好きな人の話を聞くのは大切ですよね。そして心地よい相槌や話を聞こうとする姿勢を見ると、相手は「この女性なら受け入れてくれる」という安心感に包まれるでしょう。
次第に、好きな人から深い話を聞けるようになるはずです。これは心の距離が縮まってきているということでもあります。ぜひ実践しましょう!
秘密の共有
「秘密の共有」というと何やら難しいことのように思えますが、中身はいたってシンプルです。ほかの人には話せないような秘密でもいいですし、好きな人と2人だけの特別な呼び方や合図など、単純なものでもOKです。
ポイントは、特別感と制限です。「あなただけだよ。ほかの人には内緒ね」という風に、特別感と制限を織り込んで好きな人に伝えましょう。制限をかけることによって、団結の意識が生まれ、好きな人と親密になりやすくなります。
共有する秘密は少しネガティブな要素である方が効果的ではありますが、好きな人とあなたの関係が浅いうちは、あまり深刻でないものの方がいいでしょう。少しずつ、深く込み入ったものにしていくことをおすすめします。
ただし、使いすぎると感覚が麻痺してきてしまい逆効果なので、取り扱いにはご注意を。
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