ラブジュースの役割とは
ラブジュースは、一体どのように、女性の身体に必要な役割を果たしているのでしょうか。
セックスする際の潤滑剤
まずは、ラブジュースという呼び名でもあるように、セックスの時に大活躍する役割があります。男性器を受け入れる態勢を整えているのです。
ラブジュースが分泌されていない状態で挿入されると、痛いですよね。性的刺激を得て、これから男性器が入ってくることを予想した身体が、膣内への挿入がスムーズになるようにラブジュースの分泌を促進してくれます。
また、アルカリ性であるラブジュースは、精子を卵子に届ける役割を持っています。実は、酸性の強い分泌液の中では、精子は死滅してしまうそうです。なので、潤滑剤の役割を果たすとともに、受精を助けるという機能も果たしているのですね。
「女性がオーガズムを感じると妊娠しやすい」という噂がありますが、これが本当だとすると、膣内の酸性を弱めてくれるラブジュースが役目を果たしているおかげということになります。精子をあまり死滅させずに、卵子まで届けやすくするのがラブジュースなのです。
アソコを守る防御反応
先ほども書いたように、濡れていない状態で挿入されると痛みを伴いますよね。また、摩擦で膣内が傷がついてしまう可能性があります。
そうならないように、女性の身体は、膣内へ異物が入ってくると、性器を守ろうとする反応が起こるのです。その反応により、特別感じていない状態でも膣分泌液が出て、潤滑剤になってくれます。
感じていないのに濡れているという状況は、この仕組みが理由になっています。しかしこの場合では、ラブジュースのように、相手が即座に滑りを感じるほど潤滑するというわけでもありません。性行為本番の前に十分に慣らしてもらうことは、女性の身体にとって大事なことなのです。
ラブジュースが出ていない状態は、身体が快感を覚えていない状態なので、その状態で無理に挿入される前に、男性に前戯を求めるのも必要かもしれません。
膣内の自浄作用
膣内に常在している分泌液は、膣内を洗浄してくれる役割があると説明しました。女性器は、自分で中を見ようにも難しい構造になっていますよね。女性器は男性器と違って外部に露出しておらず、粘膜に覆われています。
そのため、こまめに洗浄するのは、グッズを使用しない限り困難です。女性の身体は、そんな性器を守るために自浄作用のある分泌液を排出しているのです。
雑菌を殺してくれる分泌液は、快感を得た時に出るラブジュースとは違いますが、性行為の際にはすべて混合された状態で排出されていきます。後ほど説明しますが、この分泌液が多く存在すると、ラブジュースの味にも影響してしまいます。
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