女性脳と男性脳の特徴と違い【特徴編】
直感的か論理的か
よく「女性は直感が優れている」と言われますが、これは「女性脳」の特徴でもあると言えるでしょう。
ファッションやメイクなど、美的センスが問われる分野でも、やはり女性の活躍は目覚ましいです。オシャレに重要な直感やひらめきが、とても優れているのですね。
一方で男性は、直感に頼りすぎることなく、真実を追求する傾向にあると言えるでしょう。職人のように一つのことを追求し、論理的に結論を求めていくのですね。
直感が優れている女性脳、追求する男性脳、二つをバランス良く持っている人に芸術家が多いのは、不思議なことではないのかもしれません。
会話に対する意識
古代、人間社会では、男性は狩猟して食料を調達し、女性は家と子供を集団で守るという役割分担がありました。男性は「狩猟で獲物を獲る」という結果にこだわり、女性は集団で家を守るために、周囲とコミュニケーションを取るようになったと考えられています。
男性脳の人にとって、会話は結果を手に入れるためのツールでしかないのですが、女性脳の人にとっては、周囲と共感しコミュニケーションを取る手段でもあると言えるでしょう。
常に結果優先で会話をしがちな男性脳、会話によって共感しあいたいと考える女性脳、この2つの特徴の違いを把握しておかないと、会話がかみ合わなくなる可能性が出てきますので、注意が必要です。
視覚優勢か聴覚優勢か
仕事ができるか、頼りがいがあるかなど、資質重視で男性を評価する女性とは違い、見た目にこだわって女性を評価する男性は多い傾向にあると言えるでしょう。
その理由として、男性脳は「視覚」に優れ、女性脳は「聴覚」に優れているという特徴が影響していると考えられています。
男性は視覚からの情報で、美しい顔はもちろん、バストやヒップの形、髪や肌の艶やかさなどを判断します。対照的に、女性は聴覚、つまり会話からの情報で、相手の力量を判断するのですね。
より若くて健康的な遺伝子を求める男性脳は視覚から情報を集め、より優秀な遺伝子を求める女性脳は聴覚から情報を集めるのです。女性でも男性脳タイプであれば、視覚優先になりがちだと言えるでしょう。
一点集中型か臨機応変型か
よく「マルチタスク」という言葉が使われますが、マルチタスクとは、複数の作業を同時に効率よくこなすことを意味しています。
女性は「お弁当を作りながら朝食の用意をする」「料理を煮込んでいる間に洗濯物を取り込んで畳む」「子供が習い事に行っている間に買い物する」など、マルチタスクで生活している人も珍しくありません。
一方男性は、家事や育児と仕事を並行して行うことを苦手とする人が多いようです。これは臨機応変に活動できる女性脳と、一点集中型で仕事の質を求めたい男性脳の違いが影響していると考えられます。
コミュニケーションを重視するかどうか
教室で一人でお弁当を食べている男子生徒がいても違和感はあまりありませんが、一人でお弁当を食べている女子生徒がいたらどうでしょうか。
古代から女性は集団で生活していたこともあり、一人になることを恐れる女性は現代でも少なくなりません。女性は集団でいることを望む傾向にあり、集団生活の中でも争いごとがないように工夫しながらコミュニケーションを取っていますね。一方、男性は合わない相手と群れることはほとんどありません。
男性脳は、女性脳と比べるとコミュニケーションを重視しない傾向にありますが、女性脳は孤立することを恐れ、コミュニケーションでうまく乗り切ろうとするのです。
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